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1ほうれい線ができる原因って? 表情筋トレーニングで老け顔防止!
「顔には60種類もの筋肉があります。しかし、人には表情グセがあるため、すべての筋肉を使っているわけではありません。ほうれい線は、口角を引き上げ、外側に引っ張る役目を果たす大頬骨筋(だいきょうこつきん)が使われずに衰え、頬が垂れ下がった結果です。この大頬骨筋は、口まわりの口輪筋とも繋がっているので、口元の筋力低下もほうれい線に関係してきます」(間々田さん)
体と同じように、顔の筋肉も使わずにいると、どんどん衰えてしまう。だからこそ、普段、使わない顔の筋肉を顔ヨガで鍛えることが、老け顔を防ぐポイント!
「顔の筋肉を動かせば、血液やリンパの流れもよくなり、老廃物が流れやすくなります。そうすれば、むくみも改善され、肌の細胞にも栄養が行き渡り、美肌も期待できます。しかも、鍛えることで肌にハリが生まれ、表情も豊かになりますよ」(間々田さん)
2顔ヨガ、表情筋トレーニングの効果
「始めのうちは、顔ヨガのポーズを行うと、使ってない表情筋が刺激され、疲労感が出るかもしれません。でも、それは効いている証拠。1日3~5分でいいので、続けることが重要です。人にもよりますが、2週間~1か月で効果が実感できると思います。1ポーズわずか10秒なので、スキンケア時や入浴時などに、鏡を見ながら行いましょう」(間々田さん)
姿勢が悪いと顔ヨガの効果は出ないので、まずは姿勢を正すところからスタート。椅子に座って行う場合は、骨盤を立て、坐骨で椅子を押すように背筋を伸ばし、足の裏をしっかり床につける。立って行う場合は、壁に後頭部、背中、お尻、かかとをつけ、顎を引き、骨盤を立たせるようにお腹をへこませ、肛門を軽くキュッと締める。用意ができたらウォーミングアップし、ほうれい線解消ポーズへ。
【準備運動】 “しゅわ~”で顔全体をほぐす
顔全体の凝り固まった筋肉をほぐして、血流アップ。
①すべてのパーツを顔の真ん中に集めながら、シューッと息を吐く。
②息を吐き続けながら、目元、口元をパーッと広げて、脱力。鼻で呼吸しながら、顔も体もリラックスさせる。①と②を3~5回繰り返す。
3ほうれい線改善に効く顔ヨガのやり方1
【ほうれい線解消ポーズ①】“ムンクの顔”でほうれい線伸ばし
ほうれい線ができる口まわりの筋肉をしっかりストレッチするポーズ。
口を縦に開き、“オー”の形にすぼめる。ほうれい線に力を入れて伸ばし、目線だけ天井を見るようにして10秒キープ。5回繰り返す。ほうれい線が消える“オー”の口になるようベストな形を探して。
4ほうれい線改善に効く顔ヨガのやり方2
【ほうれい線解消ポーズ②】舌でぐるぐる押すほうれい線プレス
刻まれたほうれい線を舌で内側から押し、改善を目指すポーズ。
①舌でほうれい線を内側から押しながら、口の中でぐるりと大きな円を描く。このとき、舌先に力を入れて、口はすぼめたままで。右まわりを3回行う。
②同様に左まわりも3回行う。
「顔ヨガは朝に行えば、むくみが取れ、表情が作りやすくなります。さらに、脳も活性化します。夜に行えば、1日の疲れが取れ、表情グセをリセットしてから寝ることができます。だからこそ、朝晩、顔ヨガをすることをおすすめします」(間々田さん)
笑顔が素敵な若々しい小顔を手に入れるには、顔の表情筋を鍛えること。日々の積み重ねが未来の顔を左右するので、ぜひ今日からチャレンジしてみて。
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顔ヨガのおすすめ本! 表情筋トレーニングで小顔&ほうれい線にアプローチ
小学館 まいにち、顔ヨガ! 1回10秒で小顔&若顔になる
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顔ヨガのおすすめ本! 表情筋トレーニングで小顔&ほうれい線にアプローチ
小学館 まいにち、顔ヨガ! 1回10秒で小顔&若顔になる
日々デジタル機器に囲まれて、気づけば目がしばしば、顔もたるんでる……と思ったら、顔ヨガにトライ。日めくりで表情筋トレーニングのポーズをチェックできるから、これなら毎日10秒続けられそう!
お話を伺ったのは…
間々田佳子さん
顔アスリート、顔ヨガ講師、アルゼンチンタンゴダンサー&講師。2000年よりアルゼンチンタンゴを始め、2010年アルゼンチンタンゴダンス世界選手権アジア大会優勝。同年、2010年顔ヨガ講師資格取得。若顔、小顔に導く的確なアドバイスが好評を得て、テレビや雑誌などで活躍中。著書も多数。レッスンについてはHP(w-tango.com)へ。