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キャットアイを作る時や、目の下に色を乗せる時など、アイライナーはメイクする上でとても重要。メイクアップアーティストが教えるポイントをアメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

まぶたに少し線を引いただけで、びっくりするほど目が大きく見えて印象が変わるアイライナーはとても大切。でも、アイライナーはメイクの中でも難しいものの一つ。美容マニアですら「このやり方は合っているの?」と思ってしまうくらい。

そこでロサンゼルスのメイクアップアーティスト、ジェイミー・グリーンバーグにみんながやりがちなアイライナーの間違いを聞いてみた。

隙間はきっちり埋めない

グリーンバーグ氏は、みんなまつ毛の生え際までちゃんと描いていない、と言う。大体、アイラインの位置が高すぎて、目を余計変に見せてしまうそう。

アイラインを引く時はまぶたをしっかり閉じて、まつ毛の生え際になるべく近い所でラインを引くように。「これで目がより強調されて、まつ毛が濃くふさふさに見える。目を目立たせる一番の方法がこれ」とグリーンバーグ氏。

色が濃すぎる

アイライナーは色の濃いもの以外も試してみて。黒などの色の濃いアイライナーは特別な時にはいいかもしれないけれど、普段使いには、ちょっと濃すぎてメイクの中でも浮くかもしれない。

「もちろん黒のアイライナーはよいけれど、肌の色が特に薄い人は少し黒をおさえた方がよい」とグリーンバーグ氏。

また、濃い色を使う時は混ぜて使ってみて。「私は、黒とブラウンを混ぜてより自然な色にしている。あとは、紫などもおすすめ。たまには色を変えてみて」。あまり派手にしなければ、黒以外の色も普段使いできる。

アイラインが下がっている

アイラインの中でやってはいけないことといえば、下向きに引くこと。「ネコ目のようにラインを上げるのではなく、目じりからはみ出てしまうと目が下がって見えるので疲れた印象になってしまう」とグリーンバーグ氏。

アイチップを使って目じりが上に向くようにして。そして全体をなじませて均一にするように。

下まぶたにアイラインを引いていない

下まつ毛のところにはアイラインを引かない人は多い。よく、アイラインを下に引くと目が小さく見えるかもしれないと心配してやらないけれど、実はそんな心配はいらない。

「下まぶたにもアイラインを引いてなじませれば目が大きく見える。ポイントはきちんとぼかしてなじませること」。もし、涙でパンダ目になるのが心配ならウォータープルーフのものを使って。

下まぶたにも引く時は、上まぶたのラインと目頭のところではつなげないで。ここをつなげると小さく見えてしまう。

アイラインは急がない

朝のメイクは忙しいのは分かるけれど、アイラインに関しては決して急がないで、アイラインにはいつもより1分か2分多く時間を取って。

「アイラインはゆっくりと、亀のように時間をかけて引くように」とグリーンバーグ氏。シンプルに思えるかもしれないけど、時間をかけることで正確で仕上がりにも差が出る。そして、もちろん隙間をしっかり埋めるのも忘れないで。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text:Kate Hull Text:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images