Face, Hair, White, Skin, Lip, Nose, Beauty, Green, Head, Shoulder, pinterest

体調不良を感じたからといって、ワークアウトを諦めて慌てて家に引きこもる必要はない。ではどうすればいいの? アメリカ版ウィメンズヘルスが運動生理学者、エレン・ブリーディングに風邪を引きそうなときのワークアウトについて取材!

質問: 風邪を引きかけてる気がする。ワークアウトはやめておくべき?

エキスパート: カンザスシティの「AYC Fitness」に所属する運動生理学者、エレン・ブリーディング

回答: 予定通りワークアウトしていいけれど、いくつか注意点がある。

まず、すでに体調が悪いなら、俗にいう「ネックルール」を意識すること。ネックルールとは、鼻風邪程度なら運動してもいいけれど、ひどい咳など首より下に症状が出ている場合は運動を中止するルールのこと。

でも、風邪を “引きそう” な感じがするなら、「10分ルール」に従って。ワークアウトを開始して10分経ったら、体調を確かめる。大丈夫なら続ければいいけれど、体調がすぐれない場合には、その場ですぐに終わらせないと悪化する。体がだるく感じたり、熱っぽかったり、咳が出たりするようなら絶対やめること。

そして、いつもより軽めのワークアウトにすること。とにかく今は、超ハードなワークアウトをするべき時じゃないから。血行はよくなるけれど、クタクタにはならない程度の軽いエクササイズだけにしよう。適度なエクササイズは免疫力を強くするので、やりすぎないよう注意すれば、体が早く元気になるかもしれない。

最後に、間違いなく嫌な予感がする時は、家でのワークアウトがおすすめ。そうすれば、ジムで細菌を撒き散らし、他の人に風邪をうつすこともない。人からもらいたくないものは、人にあげない。これはマナー。自宅で自重トレーニングをしたり、ワークアウトの動画を観たり、厚着して犬の散歩に出たりしよう。でも、走るのはやめておくこと。体調が悪い日にはキツすぎるし、外の寒さも合わさって有害無益に終わることもある。

編集部註:上記はエレン・ブリーディングの見解です。体調が悪い場合は無理をせず、医療機関にかかることをおすすめします。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Annie Daly Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images