ずっと座りっぱなしなら、これを読んでみて。
一日ずっと座りっぱなしだと健康に大きな影響があるということは知られていることだけど、研究によると長時間動かないでいると、糖尿病、心臓病やガンのリスクを高めることにつながってしまうそう。
でも9時17時のデスクワーカーには朗報も。ある一定量の運動をすればこの座りっぱなしを帳消しにしてくれるのだとか。
活動の少ないライフスタイルに関する新しい研究では、アメリカ、オーストラリアとヨーロッパの45歳以上で毎日少なくとも8時間は座っている運動量の少ない人を対象に調査を行ったそう。
2年から18年間の追跡調査の結果によると、この研究の対象者は死亡率が9.9パーセントだったそう。それに比べて、一日の座っている時間が4時間以下で、60分の運動を定期的にしていた場合の死亡率は6.8パーセントだった。
健康の専門家によると、心身の健康のためには確かに一日30分程度汗をかけば十分だと話す。ただ、研究の筆頭著者は、座ってばかりの生活の影響を相殺するには運動時間を2倍にすることをすすめている。
「別にスポーツをしなくてもいいし、ジムに行かなくてもいい。朝や昼休み、それから夕食後などに早足で歩くだけでもよい」とウルフ・エクランド博士はガーディアン誌のインタビューで説明した。「一日の中で何回かに分けて行ってもよいので、最低でも1時間は身体を動かすように」とアドバイスする。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text：Lucy Bode Translation：Noriko Yanagisawa Photo：Getty Images
