ジムでのトレーニングや仲間との軽いランニング後、シャワーを浴びてメイクをゼロからやり直すほどじゃないけれど、このままお出かけするにはちょっと、というシチュエーション、あるのでは? そんなときにおすすめの、簡単メイク直し術を、スポーツメイクの第一人者でもある、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんが教えてくれました。パウダーを含ませたブラシなど便利な技もご紹介しているので、ぜひお試しを。
使用アイテムはこちら。それぞれのテクニックも要チェック。
汚れをオフしてローションでさっぱり!
「まずは運動後の汗や皮脂、滲んだメイクをティッシュでおさえて。強い摩擦で擦りすぎると、肌に負担なので注意」
「次にシスレーの引き締めローション(毛穴汚れ除去効果も)をコットンにとり、さっぱりさせたいTゾーンを中心に、顔全体に、実に優しくタッピングします」
トロピカル ピュリファイング ローション ¥8,800/シスレー
「イプサの休日ファンデをラフに顔全体になじませます。薄づきで心地よいファンデです」
リラックスデイ ファウンデイション ナチュラル ¥4,000/イプサ
クリームチークで血色感を生かしたヘルシーフェイスに
「スポーツ後の血色感をさらに素敵に生かすべく、クリームチークをオンして。指で好きな量だけなじませて。顔の中央にきもち横長めにいれるとヘルシーな印象に」
クリーム リップ&チーク EX02 ¥2,800/ナチュラグラッセ
仕上げ
「クリームチークのあと、眉の印象が薄いかなと感じたら、眉マスカラで整えて。それほど崩れていなければ、付け足す必要はなし」
「オーガニックリップバームで運動後の唇にも保湿を。ほんのり色づくので、その後のお出かけにもうれしい。仕上げに必ず指でなじませて」
リップバーム レッド ¥2,300/ヴェレダ
完成!
コスメポーチの必需品、お直し用ブラシをマスター!
ジムの行くときのコスメポーチは、最低限にしたいもの。そんなときにおすすめなのが、パウダーをブラシに含ませて持って行く方法。これはジムだけでなく、オフィスでの化粧直しにも便利!
「ミネラルパウダーを蓋に取り出し、筆の中まできちんと含ませるようにします。圧をかけてくるくるして」
「ブラシの柄を、机に垂直に当ててトントンしてください。こうすることで、パウダーが筆の中に均一に含まれるので、肌に塗布する際にムラづきしません」
「ティッシュに包んで小さな袋にいれたら、お化粧直しに最適。お肌を一通り綺麗に整えることができる量の粉が含まれています」
Hair & Make-Up : Kaori NagaiPhoto : Masato Moriyama(Model) KEITA(item) Model : Maiko Tiffany
『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。