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ゆっくり食べる人は、早く食べる人よりも太り過ぎる可能性が少ないことを新たな研究が発見したそう。その内容を、オーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

BMJ Open誌に掲載されたこの研究は、6年間にわたって6万人近い被験者の食習慣を追跡。そのうちの2万2,070人は大急ぎで、3万3,455人は普通の速さで、4,192人は一口ずつ味わって食事をした。

その結果、普通の速さで食べた人は肥満になる確率が29%低く、ゆっくり食べた人に至っては42%も低いことが判明したそう。

研究チームは、ゆっくり食べると過剰な量を食べてしまう前に満腹感が得られるのではと考えている。

「この関係を説明するのに考えらえる理由の一つは、早食いの人には既に十分なカロリーを摂取したにもかかわらず、満腹感が得られるまで食べ続ける可能性があること。早食いと食べ過ぎのコンビネーションによって体重が増えることも考えられる」

この研究では、就寝まで2時間を切ってからの食事を週3回以上取ったり、食後におやつを食べたりすることが肥満の原因になり得ることも明らかとなったそう。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lauren Williamson Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images