減量中は友達からの食事のお誘いも迷ってしまうもの。新たな研究で、友達との付き合いとダイエットの両方を維持できる、という結果が。気になるその内容をアメリカ版「ウィメンズヘルス」からお届け。
体重を減らそうと頑張っている時は、せっかく変えた食習慣もジムでのハードワークも、友達とのディナーひとつで無駄になりそうな気がするもの。結局のところ、前菜を分け合ったりお酒を飲んだりしているうちに、あっという間に1日のカロリー摂取量をオーバーしてしまう。
でも、新たな研究が友人との付き合いとダイエットの両方を維持できる、という喜ばしい方法を見つけてくれた。ディナーをする相手を正しく選べばよいのだ。農業・応用経済学協会の2013年の年次総会で発表された研究によると、健康的な食生活を続けている友人との食事は、自分の健康にも同様に良いものを注文するよう仕向けてくれるそう。
この研究は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とオクラホマ州立大学の研究チームが、1,459名のレストラン顧客を観察したもの。顧客は自分たちの注文がモニターされているとは知らなかった。その結果、ディナーを共にしている相手が注文した料理と同じカテゴリーから注文する人が多いことが判明。
さらに、同じテーブルに座る集団の中に、同じカテゴリーから注文する人が多ければ多いほど、それぞれが自分の選んだ料理に満足する確率が高いことも分かったそう。つまり、いつも軽めの料理を選ぶのが分かっている友達とディナーに行けば、あなたがサラダを選ぶ確率が高くなるだけではなく、その料理の選択に満足して帰れるというわけ。
かなり美味しい話かも?
http://www.womenshealthmag.com/weight-loss/eating-out-while-dieting
Text: Robin Hilmantel Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images