Light, Leg, Footwear, Shoe, Human body, Floor, Hand, Window, Performance, Foot, pinterest

夜遅い時間に飲食すると太りやすいのはよく聞くけれど、最近の研究によると健康にも害が出るんだとか。その内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

ペンシルべニア大学の研究によると、通常の食事時間以外に食べると、体内でグルコースとインスリンの値が上昇し、そのどちらも2型糖尿病を引き起こすという。変な時間に食事をしていると、コレストロール値に悪影響を与え、心臓病のリスクが上がってしまうかも。

Skin, Beauty, Refrigerator, Vegetable juice, Eating, Lip, Kitchen appliance, Hand, Food craving, Vegetarian food, pinterest

その研究では、9人の健康な成人に、8週間、朝8時から夜7時の間に食事3回とおやつ2回を摂らせ、夜11時に就寝。そしてその後さらに8週間は、同じ被験者に、同量の食事を昼12時から夜11時の間に摂るよう食習慣を変えるよう指示。

その結果、後半の8週間で被験者たちは体重が増加しただけでなく、インスリン、グルコース、コレステロール値も上昇したそう。

「睡眠を調整するこの研究の結果により、早い時間に食事をすることの利点がより明確になった」とその研究の主任筆者であるナムニ・ゴエルは言う。

「遅い時間に食べると、体重、エネルギー、糖尿病に関連しているとされるホルモンマーカーのグルコースやインスリン値などに悪影響を与える。さらに、循環器疾患やその他様々な健康状態につながる、コレステロールやトリグリセリドにも悪い影響を及ぼす」とゴエル博士。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text:Lucy Bode  Translation:Noriko Yanagisawa Photo: Getty images

Headshot of Nana Fukasawa
Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。