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精神医学研究誌『The Journal Of Psychiatric Research』に掲載された新たな研究によって、朝6時前に起きる人は、遅くまで寝る人に比べて、うつ病になる確率が25パーセント低いことが分かった。オーストラリア版ウィメンズヘルスが、朝起きたくなるニュースをリポート!

研究チームいわく、「朝6時前に起きる人は体の概日リズム(約24時間でめぐる生物活動の周期。別称、サーカディアンリズム)とうまく同期するから、うつになる確率が低い」のだとか。

オーストラリアの心理学者、ベイリー・ボッシュが『FEMAIL』誌に語ったところによると、「体内時計をリセットして新しい睡眠パターンに慣れることは可能。そうすれば、電球が発明される前の自然なリズムに戻るので、体は喜んでくれるはず。人工光が生まれる前の人間は、一日中狩猟で体を動かして、暗くなったら眠りについていた」

でも、早起きして時間にゆとりができたからといって、慌ただしくTo-DoリストをこなすのはNO。その時間はストレスを減らすために使うことが大切なポイント。

「普段は忙しくてできないような心が落ち着くアクティビティをすることで、その時間を特別なものにして」とボッシュは続ける。「活動的な自分に休息を与え、ただリラックスするために早起きをして。思いのほか難しいけれど、うまくいけば1日が根本的に変わる」

それでもまだ早く起きる気になれない場合は? 「早起きする人は人間関係が安定する」「タバコを吸う可能性が低い」「精神的に健康な傾向にある」と聞けば、さすがに気が変わるはず。

今日をもって、ベッドで遅くまでベッドで遅くまでゴロゴロするのはやめてみては?

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。