肌が乾燥し過ぎているときの対処方法

13 January 2018

肌が乾燥し過ぎているときの対処方法

冬の乾燥に負けないお手入れを。

冬のこの時期は、肌が乾燥してひび割れてしまう、なんて人もいるのでは。肌の乾燥は不快なだけでなく、かゆくなることも。でも乾燥は残念ながら、寒い季節や湿度が低い時期にはよくあることで、もはやマフラーや手袋と同じくらい、冬の風物詩となっている感じがある。

でも冬によくあることだからといって、ずっとそれに悩まされる必要はない。この時期のカサカサや粉ふきをやっつけて、赤ちゃんのようなツルツルの肌を取り戻すためにはどうすればよいのか皮膚科医に聞いてみた。頭の上から足の先まで身体の部位ごとの乾燥の対処法を教えてもらった。


顔の乾燥には

顔の乾燥には

顔が粉をふきはじめたときの鉄則は、とにかく肌にやさしくすること。低刺激で石けん成分の入っていないクレンザーを使って、ぬるま湯で洗い流すようにして。それから、洗ったらすぐに顔をやさしくたたくようにして水気をふき取って乳液をつけて。もし、もっと保湿が必要だと感じるなら、乳液の前にヒアルロン酸の入った美容液をつけるように、とニューヨークの皮膚科医、セジャール・シャー医師はアドバイスする。ヒアルロン酸は自重の1000倍の水分を取り込むことができるので、保湿にはぴったり。シャー医師のおすすめは、オイルフリーの乳液でヒアルロン酸を含んでいるものだそう。

 

刺激の強い石けんや、使った後に顔がつっぱるような成分が入ったものは避けて。レチノールやニキビ用のローションなどの乾燥させる成分が入っているものを使っている場合は一日おき、あるいはそれ以下に使用回数を減らすか、少し薄めて使って。そして肌への刺激を与えるようなスクラブやピーリングなどは少しマイルドなものに変えて。

 

「ピーリングをするのなら、なるべくやさしいものを使って定期的に行うことが大切。でもやりすぎると乾燥につながってしまうので気をつけて」とシャー医師。そして家の中では加湿器を使って湿度を上げることで、肌自身が保湿するのを手伝ってあげるように、とつけ加える。


手足の乾燥には

手足の乾燥には

乾燥が気になるなら熱いシャワーを長時間浴びるのはおすすめできない。熱いシャワーは水分を奪ってしまうので、手足の粉ふきにつながってしまう、とマイアミの皮膚科医、ジェレミー・B・グリーン医師は言う。シャワーを浴びるなら10分以下にして、熱すぎない温度にすることが大切。そして出たら即、保湿効果の高い保湿剤をつけてあげて。肌のもともともっているバリア機能を高めるセラミドの入っているものがおすすめとグリーン医師。特に肌がかさついていたり、がさがさしていたり、でこぼこが気になる場合はサリチル酸が入っているものを使うと、肌をやさしくピーリングしてくれるのでなめらかになる。

 

顔と同じように、身体のためにも加湿器を使うことをシャー医師もグリーン医師もすすめている。乾燥やかゆみが気になるときはベッドルームに加湿器を置いてみて。ヒーターがついていると空気中の水分を奪ってしまうので、加湿器を使って水分を空気に戻してあげるとよい、とグリーン氏は説明する。加湿器の水は毎日交換して、雑菌が繁殖しないようにして。


頭皮の乾燥には

頭皮の乾燥には

頭皮の乾燥は多くの場合は脂漏性湿疹のことが多い。脂漏性湿疹はフケの医学的名称、とグリーン医師は説明する。髪を洗うとフケが悪化すると思っている人は多いけれど、きちんと定期的(少なくとも一日おきに)に薬用シャンプーを使って洗えば症状は改善するとグリーン医師は説明する。シャンプーを選ぶときは、硫化セレンやプリチオン亜鉛が入っているものなど、頭皮によい成分が入っているものを選んで。もし、それでもなかなかフケが治らないようなら、ケトコナゾールを2%含む処方専用のシャンプーや、抗炎症作用のあるクロベタゾールのフォームなどを処方してもらうと良い、とグリーン医師。

 

フケが治ったらいつものお手入れにはやさしい保湿力のあるシャンプーやコンディショナーを使い、週に1度程度はディープコンディショナーやオイルトリートメント、あるいはヘアマスクのような保湿トリートメントを使って、とシャー医師。髪は洗いすぎるのも、洗わなさすぎるのもどちらもよくないというのが皮膚科医の意見。一日おきくらいがちょうど良く、どちらか極端すぎるとフケの原因になってしまうそう。


足の乾燥には

足の乾燥には

クリームか軟膏を毎晩塗ってからコットンの靴下をはいて保湿を閉じ込めるようにすると良いとシャー医師。カカオバター、シアバターやビタミンEのようなコクのある材料は足の乾燥にもよい。それ以外に、角質溶解薬、尿素や乳酸などの成分も足の角質がかたくなってしまった場合に効果的だそう。さらに、ペパーミントオイルが含まれているものなら気になる足のにおいも抑えてくれる。

 

普段のお手入れには軽石で、角質が厚くなってしまった部分を定期的にこすって、角質を取り除いてあげて。これが赤ちゃんのようにやわらかな足をキープするコツだそう。市販のものでは治らないような頑固なかさつきは、水虫などの病気の可能性がある。もし、こういったことを一通りやっても乾燥やひび割れがよくならないようなら病院で診てもらう方がよい。

 

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Grace Gold Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images

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