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足の硬い皮膚を取り除くのは、毎週同僚が持ってくるブラウニーの誘惑に打ち勝つ以上に大変。

でも、苦戦しているのはあなただけじゃない。英国足療学協会が行ったアンケートでは、45パーセントの女性が痛々しいかかとのひび割れに悩み、10パーセントの女性が人に見られるのを恐れてかかとが見える靴を履かないと答えている。

「硬くなった足の皮膚を取って欲しいという女性が、世界中からやってくる」 と語るのは、足病医として名高いマーガレット・ダブス。

「極めて一般的な問題だけど、治すのは簡単。自分に合った方法を見つけるだけでいいのよ」

硬い皮膚を取り除き、乾燥や不快なひび割れを防ぐための手段はある。ダブスによれば、「足に合わない靴で摩擦が生じ、デリケートな肌を守るために硬い皮膚が作られてしまうのは非常によくあること」

そのため、硬い皮膚ができるのを防ぐためには足に合った靴を選ぶのが大事。母指球 (親指の付け根あたり) にタコができる人は、摩擦を起こしやすいレザーやゴム製の靴を避けて。ジェルパッドやインソールなら、足の問題個所をサポートしてくれる。

1.削り落とす

「治療は必ず足が乾いた状態で行うこと。足は濡らすものだと思っている人が多いけど、理由を知れば納得がいくはず。足を濡らすと治療されるべき部位の皮膚が水で覆われることになるので、どこが乾燥しているのか分かりにくい」 とダブス。

「さらに、水は皮膚をふやけさせるので、ひび割れを起こしやすい人にはリスクが高い」。マーガレット・ダブスのProfessional Foot Fileには圧縮クリスタルテクノロジーが採用されており、皮膚を均等かつ効率的に取り除くことで持続的な効果を与えてくれる。

削るなら、厚くなったりタコになったりしている皮膚を、週一回、足の裏の中心線に向かって削ること。

2.オイルを使う

水分を失い、ひび割れたりボロボロに剥けたりした皮膚を修復する最善策の一つは、オイルを使うこと。表皮の脂質二重層を補強することで何層にも重なる皮膚を保湿すると同時に、皮膚細胞の再生を助けてくれる。

もっと水分を与えたいなら、オイルの上に保湿クリームを重ねて。

3.保湿

足の角質を取ったら、しっかり洗い流して乾かし、寝る前に保湿すること。ダブスは、「顔の角質ケアをした後に保湿しないなんて考えられないでしょう? それは足でも同じ」 と説明する。

4.専門家に相談する

硬くなった皮膚の範囲や程度が心配なら、専門家に相談するべき。自宅では取り除くことができず、専門的な治療を要する場合もある。

ダブスのクリニックでは足病医が足全体をチェックしてから、硬くなり乾燥した皮膚やタコを安全な手術で取り除く。保湿マッサージとネイルケアも付いてくるので、すぐにビーチが楽しめるそう。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Natalie Lukaitis Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images