グレンビル博士によると、「ドライブラッシングは、セルライトを減らすのに特に効果的です。セルライトは、代謝されていない皮下の脂肪、水、老廃物が、周辺の線維性結合組織を押し上げることで現れます。そして、このような体内廃棄物が硬くなると、皮膚の凸凹が目立つようになるのです。結合組織への血流が少ないと、その結果として生じる腫れが結合組織を引き伸ばすため、結合組織の間から脂肪が突き出てしまいます」。つまり、ドライブラッシングで血流を増やせば、セルライトが目立たなくなるかもしれないということ。
「体内のリンパの流れが悪いのもセルライトの原因ですが、水を十分飲んでいないと、リンパ系(代謝されるべき老廃物を体外へ運び出す組織と臓器のネットワーク)が不活発になってしまいます」
そこでリンパ系を刺激するドライブラッシングを行えば、セルライト削減効果が期待できるということ。
ドライブラッシングの正しい方法
グレンビル博士によると、ドライブラシは朝一番、シャワーの前に使うべき。ただ、乾いたブラシが皮膚に直接触れるので、気持ちいいとはとても言えない。
かなり慎重にブラッシングし、皮膚がヒリヒリしてきたら、その場ですぐにやめること。
1.右足の裏をこすったら、足の甲から足首にかけてブラッシング。すねとふくらはぎを全体的にブラッシングしてから、膝から太ももの付け根までをカバーする。その後、お尻から腰までをこすり、左脚でもリピート。
2.腰から肩までを全体的にブラッシングし、脇の下には特に注意を払いながら右腕、そして左腕をカバーする。最後は、喉と首をやさしくブラッシングして。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。