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犬を飼うと循環器系疾患によって死亡するリスクが低くなる? その内容をオーストラリア版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

私たちが人間の友達よりもペットの犬を愛することは、すでに科学が実証している。しかも、新たな研究結果によると、犬を飼うと循環器系疾患によって死亡するリスクが低くなるという。

Scientific Reports誌が発表したこの研究は、スウェーデンに住む340万人のデータを分析。犬の所有を登記している40~80歳の人々の国民健康保険の記録に照らし合わせた (スウェーデンでは愛犬の登録が義務付けられている)

その結果、循環器系疾患による死亡率の低下が特に顕著に見られたのは狩猟犬オーナーで、犬を飼うことのメリットが最も大きいのは独身の人であることが分かった。

スウェーデンのウプサラ大学に所属する、この研究の指導的立案者ムウェンヤ・ムバンガがBBCに語ったところによると 「犬を飼っている独身被験者の死亡率には33%、心臓発作のリスクには11%の減少が見られた」

この結果から研究チームは、犬の所有者は a) 運動量が増える (毎日の散歩)、b) もともとアクティブな方である、c) 愛犬との結束により健康が促進される、d) 犬が持ち込む汚れや砂によって細菌微生物叢が改善されるのではと推測する。

その理由は何であれ、犬を飼いたいと思っているなら背中を押してくれる結果であることは間違いない。

この記事は当初、Marie Claireに掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Nikki White Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images