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ウィメンズヘルスのインフルエンサー、ケイティ・ウィリアムスが答えてくれた。

単刀直入に言おう。答えはノー。

カロリー消費量やワークアウトの厳しさを教えてくれるのは汗だけではない。汗をかくのは体の自己冷却機能。ホットヨガ教室から出てきたばかりのように汗をかく人もいれば、同じだけ厳しいワークアウトをしても汗を全く流さない人だっている。

エクササイズの強度、長さ、動きはあなたの目標によって変わるもの。循環器系を鍛えたいなら心拍数を上げ、一定期間それを維持したい。高強度な運動もいいけれど、骨、筋肉、関節に優しい低強度な運動を行えば後々体のためになる。怪我や髪を洗い直す心配をせずに、心拍数を上げるにもうってつけ。

ヨガ

伝統的なヨガは、痛みを感じずにカロリーが消費できるエクササイズ。一週間に一度のヨガで、凝った筋肉をほぐし、背骨を動かして体のバランスを整えることができる。ヨガとは、体を内側から正していくようなもの。汗はかかなくてもポーズの練習には全身を使う。レベルを上げたいなら、さらに楽しいエアリアルヨガで背骨をリセットしてみて。

水泳

水中では大量のカロリーが消費される。膨大な数の筋肉群を動すのに、ランニングのような衝撃も汗も必要ない。低強度の水中エクササイズには、水中ランニング、水中サイクリング (実在する)、そしてもちろん水泳などがある。体への負荷の低い水泳には、肩の強化や肺機能の向上と言った多くのメリットがある。

ピラティス

ピラティス教室にはママしかいない日々は過ぎ去り、ピカピカのスタジオと現代的なクラスが郊外の至る所にできている。ピラティスは性別、年齢、身体能力を問わず、誰にでも楽しめるエクササイズ。体を柔軟にし、特に腹部、腰、お尻、腰の筋肉を強化調整してくれる。自重だけであらゆる主要筋肉群を使う究極のエクササイズであるピラティスは、ヨガと同様、ボディイメージや肺活量の向上、深い呼吸による血行の促進、ストレスの解消など、鏡には映らない数々のメリットを与えてくれる。

TRX

かつてストラップサスペンションシステムとして知られていたTRXは、今やオーストラリアのほとんどのジムで見かけるほど普及している。ストラップ、ハンドル、そして体の角度を利用して強度をコントロールできるTRXワークアウトは、関節や骨には優しいものの体の他の部分には負荷が高い。ゆっくりとした動きをすれば額に汗が浮かぶことはないけど、筋肉は大汗をかいている。

ゴルフ

コースに出るのにプロである必要もリタイアしている必要もない。ゴルフは、ランニングマシンに乗らずにできる素晴らしい有酸素運動。友達との時間や太陽の光を楽しんでいるうちに、1ゲームで9.5kmも走ったことになる。

※人に影響を与えることに情熱を注ぐケイティ・ウィリアムスは、 「ウィメンズヘルス・フィットフルエンシャル・ネットワーク」 の一員。ビーチスプリントとNinja Warrior (テレビ番組サスケの海外版) のチャンピオンとして、“最高の自分を目指すオーストラリアの女性を導き、励ますこと” 目標としている。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Katie Williams  Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images