米テレビ番組『My So Called Life (邦題: アンジェラ 15歳の日々)』の中で、クレア・デインズがあごを震わせて流す見事な涙。賛否両論が飛び交った、キム・カーダシアンの見苦しい涙。巷に存在する様々な種類が、涙は科学であると同時に芸術でもあることを証明している。
そこでお届けしたいのが、プロのように泣き崩れるための超簡単ガイド。
1.上品な涙
華やかな涙とも言われる。女優イングリッド・バーグマン風に、美しく流れ落ちる一粒の涙。鼻は決してすすらない。
2.誇らしい涙
偉業を成し遂げた大切な人を誇りに思う気持ちが隠せない。オプラ・ウィンフリーは、この涙の達人。
3.偽りの涙
“子犬のような” 目から絞り出される数滴の涙。ハイディ・モンタグに代表される、リアリティ番組の定番。
4.止めどない涙
絶望的な災難に直面し、外出はもちろん立ち上がることさえできない。大丈夫。誰もが一度は経験し、立ち直るものだから。
5.演じた涙
人の気を引くために、派手に泣き崩れる。「ねぇ私を見て、ハンパじゃなく動揺してるの」
6.驚きの涙
うまく乗り切れると思ったのに、あの人がそんなこと言うから……あぁ、泣いちゃった。
7.見苦しい涙
よだれと鼻水を垂らし、ヒックヒック言いながら声をあげて泣く。アデール、その気持ち分かるよ!
8.喜びの涙
仔犬が欲しくて欲しくて仕方なかったあなたが、クリスマスのプレゼントを開けると……なんてこった! 子犬だ!!!婚約指輪、赤ちゃんの誕生、仕事のオファー、予期せぬ友人の訪問は、どれも嬉し泣きの良い理由。
あなたのお気に入りはどの涙? 個人的には食べながら泣くのが一番。必ずスッキリできる。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: The Editors of Women's Health Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images