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揚げ物にお菓子。大好物は、なぜか高カロリーのものばかり。健康体を手に入れるのはいつになることやら…なんて諦めていない? 今回ご紹介するUS版ウィメンズヘルスでビューティディレクターを務めるマルタ・トプランも、食べるのが大好きで、ジムが苦手なタイプ。ところが彼女、30代を皮切りに理想のヘルシーボディを目指すべく、生活をちょっとずつシフトし始めたそう。

そこで、共感を呼ぶ彼女のリアルな心の変化に耳を傾けてみて。

断っておくけれど、私は体重を落とす方法を紹介したくてこのコラムを書いているわけじゃない。

私は自分のカラダにとても満足している。あらゆるダイエットに手を出しては暴飲暴食を重ねていた20代には、こんなことは絶対に言えなかったと思う。でも30代に入ってからは、フィットネスを健康的な食生活、マインドフルネス、そしてセルフケアと結びつけるようになったの。セルフヘイト(自己嫌悪)に囚われずにね。

ポジティブな発言をしておきながら何だけど、本来目指すべき健康な身体への道のりは長い。何せ、ニューヨークで統合医師を務めているガブリエル・リヨン整骨医学外科学博士には、C反応性たんぱく質量(体内で炎症を起こしやすくし、心臓病のリスクを高める恐れがある)が基準値よりも遥かに上回っていて、インスリン値も私の年齢にしては平均より高い、と言われているからね。

理由はなんとなくわかる。それまでジムに通うのは週数回。にも関わらず、甘いお菓子が大好きで、旅行に行くと思うままに食べたり飲んだりしちゃうの。旅行にはよく行くから、なおさら危険ね。

でも、ここから行動を改めることならできる。リヨン整骨医学外科学博士のアドバイス、「まず、筋肉をつけること。長寿の鍵を握る臓器の健康を志して」をもとに、私はフィジカルトレーナーであるアドリアナ・ジェームズ・クーヴィヨン(彼女はダンサーでもあり、映画『アベンジャーズ』に起用されたスタントダブルのトレーニングもこなしてきているの)とウエイトリフティングを始めた。食生活の面では、たんぱく質をたくさん摂るようにして、砂糖はなるべく控えているの。

まだ始めたばかりだけれど、朝にワークアウトをし(前まではアラームをスヌーズしてばかりだったけど)、たんぱく質が多めのお菓子を選び、プランクをより長い間維持できている自分を誇りに思っている。

ルーティンを続けていくのはハードかもしれないけれど、理想の健康体に近づくためにぶつかるであろう新たな壁にはワクワクしているわ。心身ともに素敵な自分に出会うためにもね。

スタートを切りやすくなる3つのチップス

1. プロの手を借りる

私は何事も自力でやるタイプだったけれど、医師やトレーナーの力を借りると、より正確なアドバイスがもらえるし、ニーズにあった指導も提供してくれるからおすすめ。

2. 周りにサポートしてもらう

パートナーや友だち、それから家族に自分の頑張りをシェアするだけでもルーティンが維持しやすくなる。ついでに「一緒にやりたい! 」と乗ってくれる人もいたりして。

3. トレーニングもカレンダーに入れちゃう

「計画をしないことは、失敗を計画しているようなもの」。これは私の大好きな言い伝え。今や私は会議をカレンダーに入れるのと同じように、トレーニングもカレンダーに入れ込んでいる。あと、作り置きの準備はできるだけ早めにしておくのがおすすめ!

ビューティディレクターを務めるマルタ・トプランの日々の素敵な変化は、インスタグラム(@martatopran)からチェックして。

※ この記事は、US版ウィメンズヘルス7月8月号から翻訳されました。



Text: Marta Topran Translation: Miku Suzuki Photo: Women's Health US July/August 2018 issue