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甘いもの好きな人にとって、甘いもののない人生はなかなか想像しがたい。でも、あまりの食べすぎから完全にカットすることを目指しているならご一読を。

ニコール・アヴェナ博士著のダイエット指南書『Why Diets Fail: Because You're Addicted to Sugar』にある5段階アプローチに取り組めば、無理なく砂糖をやめられるそう。イギリス版ウィメンズヘルスよりその方法をご紹介。

Step1: 甘い飲みものを水や紅茶にスイッチ

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女性は、甘い飲み物を1年間で平均18リットル近く消費するそう。食物繊維を含まず砂糖がたっぷり入っているソフトドリンクやコーヒー飲料などは、インスリンの濃度を急速に高め、空腹感を促してしまう。こうした飲み物は2週間かけて完全にカットしよう。水だといまいち気分が上がらないなら、炭酸水か甘くない紅茶またはコーヒーをチョイス。

Step2: 砂糖たっぷりのジャンクフードは自然食品にスイッチ

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ケーキ、クッキー、チョコレートバーはお払い箱に。グラノーラバーのように実は砂糖が多く含まれているスナックもいったんはやめよう。お菓子を食べるなら、添加物が多く含まれているものではなく、自然食品を選ぶこと。前者の80パーセントには大量の添加糖が使われている。

まずは自分にとって回避するのが最も難しいジャンクフードを特定し、そこから一つずつやめていこう。次の2週間で加工された甘いスナックを完全に断つ。どうしても甘い物が恋しくなったら、フルーツでしのぐようにしよう。

Step3: 血糖値を一気に上昇させる「単純糖質」を減らす

ここまでたどり着ければ、あなたの砂糖摂取量は半分ほど減り、体重もいくらか減ってきているはず。次に回避したいのは、体内で普通の砂糖と同じような働きをする単純糖質。クラッカーや白パン、精白パスタなど、よく食べる精製食品をリスト化し、また2週間かけて一つずつ減らしていこう。まずはパスタからスタート。ゆでる量を半分に減らし、脂肪分が少ない肉などのタンパク質をトッピングして。それでもおなかがすく場合はパスタではなく、野菜で空腹を満たそう。

Step4: 調味料に潜む「隠れ砂糖」を探して排除する

このStepが一番厄介なので、完全にカットするには2週間以上かかってしまう可能性も。調味料やソース、サラダドレッシングなどにも砂糖が潜んでいるから、ラベルを抜かりなくチェックして。“シュガーフリー” と書かれたものの多くは、砂糖の代わりに単純糖質がぎっしりと詰まっていることもあるので、要注意。

Step5: Step1~4を習慣付ける

ときどき自分を甘やかすのもあり。でも甘やかし過ぎるのはNGだということを覚えておこう。でもここまで進めると、ケーキをひと切れ食べただけで甘いものへの欲が満たされる人も。ただし中にはそのひと切れをきっかけに、砂糖漬けの生活に戻ってしまう人もいる。

甘いお菓子をひと口食べるともっと欲しくなってしまう人は、砂糖の誘惑に負けやすいタイプ。でもその習慣を一度断ち、欲がコントロールできるようになれば、フルーツだけでも十分満足できるようになる。
この5つの段階を踏めば、添加糖たっぷりのおやつを進んで選ばなくなる日が来るのも夢じゃない?

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



https://www.womenshealthmag.com/health/a19911955/how-to-stop-eating-sugar/