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おなか周りにつく脂肪は、しぶとく、なかなか落ちてくれないパーツ。ダイエットをはじめたはいいけれど胸が小さくなるばかり、と悲嘆する女性も少なくないのでは? そこで今回はアメリカ版ウィメンズヘルスから、5人の女性がおなか周りの脂肪を見事に引き締めた方法をご紹介。効く方法や続く方法は人それぞれだけれど、彼女たちの成功談には何かしらのヒントが潜んでいるかも。

「フィットネス大会に出場して、生まれて初めて腹筋が割れた」

3度目の出産を終えたシャンティ・ジョンソンは、自分の体形にがっかりし、おなかとお尻に引き締めることを目的に、ダイエットを始めたそう。「どうすればいいかなんて正直分からなかったけれど、意志だけは固かった」という彼女。「ちょうどそのとき、友達からフィットネス大会の話を聞いて、トレーナーを雇ったの。栄養の大切さや、それが私の求める結果にどう関わってくるかを学んだわ」

シャンティは炭酸飲料をやめ、決められた食事を1日5~6回摂(と)り始めた。それぞれの食事で必ず摂取すると決めたのは、タンパク質、血糖値をゆるやかに上げる複合糖質、そして野菜。食生活を改善し、エクササイズを週5~6回(そのうちの2回は腹筋に焦点を当てたワークアウト)を行った結果、2012年6月時点で68kgあった体重が、同年10月には54kgまで減少。「自分でもびっくりだけど、このボディー改革のおかげで、生まれて初めて腹筋が割れたの」と喜びの声をあげている。
シャンティは、初出場のフィットネス大会で3位を獲得。42歳になった今でも大会には出場しており、リバウンドもしていないそう。その見事な腹筋を維持するために彼女は「P90X Abs Ripper」というDVDでトレーニングを行い、プランクやクランチなどのエクササイズも取り入れているとか。

「毎日30分のフラフープ」

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コリ・マグノッタにとって、ダイエットはゲームだったという。シェイプアップのために彼女は、少なくとも週に5回、30分間ぶっ続けで1kgのフラフープを回した。彼女が使ったのは「FXH Hula Hoop」という商品で、難易度を高くするためにわざと重くしてあるもの。「テレビを見ながらフラフープを回して、CMの間は腕を鍛える動きもプラスした」。

この手法でコリは11カ月でなんと36kgの体重を減らし、おなかの引き締めに大成功! 1日4缶も飲んでいたという炭酸飲料はスパッとやめて、今は見事水オンリー。毎朝4リットル弱の水差しをいっぱいにし、その日が終わるまでに飲み切ることを目標としているそう。

「HIIT(高強度インターバルトレーニング)を始めた」

2年間で3回も出産を経験したケイト・グレイザー。写真の中の自分が自分とは思えないほど、いつの間にか体重が増えていたという。ボディー改革に挑むべく、まずケイトが気を配り始めたのは自身の食事内容。同時に家の周りを散歩するようになったそう。でも彼女が住む場所は冬になると大雪が降るため、外でのワークアウトは不可能。そこで彼女は、自宅用の有酸素運動マシンに投資し、高強度インターバルトレーニングの"HIIT"を始めたそう。結果として体重が27kg減り、おなかもスリムになったとか。

「きっかけはブリトニー・スピアーズの腹筋だった」

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学生時代、肥満体形だったドロシー・ビールは、ブリトニー・スピアーズの腹筋に憧れて「痩せよう!」と志したそう。彼女を減量へと導いたのは、消化が苦手な食べ物やワークアウトの効果を高める方法を知ることだったそう。なかでも特に役立ったトレーナーからのアドバイスは、「骨盤を立て、背中が床にぴたりと着くようにすれば、腹筋のトレーニングの効果が上がる」という点。腹筋エクササイズをする際に、意識してみては?

「お酒をやめて、ランニングを始めた」

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ぴちぴちの大学1年生のころ、夜な夜な飲み明かしていたら、体重が7kg近く増えてしまったというマッケンジーマックスソン。甘いアルコール飲料とジャンクフードで、翌日は二日酔いとおなかの張りに苦しんだという。特に脂肪が増えたパーツはおなかと背中。でも、家族旅行をきっかけにヘルシーな生活習慣を取り戻し、朝のベーグルとコーヒーをランニングに置き換え、お酒を控えるようになってからは順調に体重も減っていったとか。アルコールを断って6カ月が過ぎると、飲みすぎによるぽっこりおなかもすっきりし、体重も元どおりに。今では特別な日にしかお酒を飲まず、砂糖たっぷりのものではなく、グラス1杯のワインや、ウォッカのソーダ割りなどのシンプルなカクテルを選ぶようにしているそう。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Brittany Anas Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images