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自分を清潔に保つ術はすべて心得ている、特にデオドラントの使い方ほど簡単なものならとっくにマスターしている ー そう思っているあなた。でも脇の下に臭いやかゆみがあるのは、どこかで間違いを犯しているから。

アリゾナの美容整形外科医マーク・マレック医学博士いわく、デオドラントが汗を防ぐというのはよくある誤解。脇の下のコンディションを整えたければ、ありがちな間違いを避けることから始めよう。

1.間違った商品を使っている

前述の通り、デオドラントと制汗剤はまったく違うもの。ただ臭いが気になるだけならデオドラントが適任。プロビデンス・セントジョン・ヘルスセンターの皮膚科学センター長で皮膚科医のデルフィン・リー医学博士は、制汗剤には汗を防ぐ成分である塩化アルミニウムが含まれていることがデオドラントと制汗剤の違いだという。「汗っかきなら、制汗剤を使った方がいいと思うよ」とマレック。

2.間違ったタイミングで使っている

マレックによると、「デオドラントは日中のいつでも使用できるけど、制汗剤はあまり汗をかいていない夜に使うのがベスト」。決まりではないけれど、こうすることで日中の発汗量のピークを迎える前に制汗剤の成分を肌にうまく結合させることができるそう。

3.量が足りていない

サッと1回塗るだけでは足りないことも。思いもよらないタイミング(会議の途中など)で大量の汗をかかないよう、制汗剤を脇の下“全体”にたっぷり塗ってすべての汗管をカバーすること。「汗腺を完全にカバーしなきゃだめだよ」とマレックも念を押す。

4.香りの付いたスティックを使っている

脇がかゆい?マレックは、皮膚炎やその他の理由で敏感な肌を持つ女性の場合、強い香りが付いたデオドラントは肌に炎症を起こす可能性があるので避けるべきだという。リーは、手首でテストしてから脇の下に使用するか、無香料のデオドラントを選ぶことを勧めている。

5.中学時代と同じものを使っている

きちんと使っているのにまだ脇の下が汗ばむ場合は他の制汗剤への切り替え時かも。リーは「汗腺が順応してしまった可能性」を指摘する。体は制汗剤への抵抗を作ることができるため、汗を止められなければそこに湿気が溜まることに。これが不快な臭いを発生する細菌の成長に繋がるそう。

http://www.womenshealthmag.com/beauty/deodorant-mistakes

Text: Bianca MendezTranslation: Ai IgamotoPhoto:Getty Images