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今回の相談者さんは、「気になる彼に避けられがち」という女子大生。感情線にポイントがあるようで。

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「好きな人がいるのですが、避けられているように感じます。どうしたらうまくいきますか?」

都内の大学に通うコハネさん。現在21歳。髪をお団子にまとめてベージュのニットにジーンズ生地のロングスカート、茶色のブーツというコーディネートで現れた彼女。

「バイト先の先輩のことが半年前から好きなんですが、なかなか振り向いてもらえないんです。むしろ、距離を取られている気がして。」

実は隠れ”かまってちゃん”?! 重荷になるアピールには気をつけて。

相手との相性とタイミングが恋は重要。とはいえ、好きになった人とうまくいきたいのも女心。自分の性格と相手の性格を的確に捉えて、恋の進め方を見直すことも時には必要です。

こはねさんの左手を観てみましょう。感情線が弧を描き、途切れが目立つ複雑な印象です。(①)。さらに、差し出された左手の親指に着目すると反っています(兒)。また、左手がさほど厚みがないところにも特徴が。

Finger, Hand, Line, Gesture, Line art, Thumb, Illustration, pinterest

一見すると、大人しく穏やかな性格のこはねさん。感情線が途切れている様子を見ると、心の中にはモヤモヤがたまりやすく、不安定な状態であることがわかります。親指の反りは自尊心が強い現れ。心の奥底では負けず嫌いで、狙った相手を獲得すべく、行為のアピールが過剰になりがち。「○○さんが好きなの。」と周囲に公言して応援を頼んだり、彼好みのファッションにイメチェンしたり。相手は”付き合ったら面倒くさそう”と尻込みし、カジュアルなデートもためらってしまうみたい。
交際後も、執拗に愛情確認をするなど言動が重めに。それに耐えられる男性は多くなく、気づくといつの間にか逃げられていることも。

彼に問わず、大抵の男性は自由に立ち回れないと窮屈に感じるもの。あなたに足りないのは、自由を許容する爽やかさ。持ち前の女優気質を生かして、知的で颯爽としたタイプの女性をイメージして、その人になりきってみて!また、自分の時間を築くことも必要。習い事や資格を取るなど、知性を磨くのも有意義な経験となるでしょう。
追いかけて追いつめてしまっては、あなたの魅力が半減するだけ。自分を信じ、相手からも追いかけられるような余裕を身につけると、恋はもっと楽しくなるはずです。



Text & Illustration : daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。