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今回の相談者は、職場仲間からの飲みや遊びの誘いに気持ちが乗らず断りがち。職場の人間関係にも影響してしまいそうと悩む29歳。

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「最近、職場の同僚や先輩から飲みや遊びの誘いを受けても気持ちが乗らず、断わりがちになっています」

小学校の先生として働くイトさん。現在29歳。深い緑のロングのニットカーディガンにジーンズ、スニーカーという出で立ちで現れた彼女。

「断りすぎてしまうと職場の人間関係にも影響してしまいそうで怖いです」

公私を分けて、プライベートは質を重視してみましょう。

イトさんの人付き合いの基本性質はどんなタイプでしょう?。
自分が重視している点、弱い点を知ると、もっとスムーズな人間関係を築くことができます。

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イトさんの右手を観てみましょう。
長めの感情線がスッキリ流れています(①)。
運命線は斜めに流れ(②)、太陽線は薄くほとんど目立ちません(③)。
積極的に友人を作るというよりは、控えめなので、友達の数は限られているものの、それに対し「寂しい」などのコンプレックスを感じることはありません。あくまでマイペース。相手に無理に合わせて振り回されるより、打ち解けあった人との関係を大切にします。

人付き合いのスタンスはどちらかといえば受け身。自分から積極的に誰かを誘ったり、アイディアを出したりしないものの、人からの誘いや提案は断らない協調性の持ち主。
協調性が高いため、プライベートにまで仕事の付き合いを持ち込むと疲れてしまいそう。公私を分けてプライベートは自分を休めることに重点をおいた方が良さそう。
そして感情表現がちょっと苦手な一面も。楽しい時、疲れている時、悲しい時、自分の感情を言葉や表情で表すことで、相手もあなたの状態をよりケアしてくれるようになります。

イトさんの人間関係における強みと弱みを考えると、気持ちが乗らないプライベートでの仕事の誘いは、断ってよし。その代わり、普段の仕事の中から、自分の状態は職場の同僚には打ち明けて行きましょう。プライベートでも、心の声を言葉にしていくことは、友人との絆を深めることにつながりより質の高い友情を育めます。

Text & Illustration : daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。