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今回の相談者は、男友だちに恋してしまった33歳。

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「出会って5年、ずっと友だちだった彼が気になりはじめています。長い間友だちだったので、彼との関係を壊したくもなく、、、どうしたらいいでしょうか?」

テレビ局でディレクターとして働くユキノさん。現在33歳。濃いブルーのタートルネックのニットにグレーの太めのウールパンツ、無造作にまとめた黒髪に黒縁のメガネ、黒のピンヒールでやってきた彼女。

「仕事でも良き戦友のような間柄で、辛い時も嬉しい時もお互い知っています。まさか彼のことが気になるとは自分でも思っていなくて、どうしていいのか分かりません。」

オンナの部分の出し惜しみは、もったいない!女友だちからの昇格を狙える時期。

ユキノさんにとっては、彼は仕事上でも大事な同僚かつプライベートでも気兼ねなく時間を共有できる最高の男友だち。
それ故に、恋愛感情が絡んで彼との友情が壊れることに対しても慎重です。
彼女の恋愛の状況はいかに?

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ユキノさんの左手をみてみましょう。
左手の感情線が人差し指と中指の中間のラインに届いています(①)。
そして左手の頭脳線が直線的(②)。
ユキノさんは、誰とでも親しくなれるフレンドリーな性格の持ち主ですが、恋には少々奥手かも。
親しくするうちに見えてくるその人の人間性から、徐々に恋人として意識していくパターンが多いです。世間でいう結婚適齢期などを気にする面もあり、落ち着いた関係を好むため、恋人関係になると長く付き合うパターンが多いです。
時間をかけて相手の状況や相性を把握し、惹かれていくため、今回のケースのように、幼馴染や同級生、同僚らと友情を育てたのちに距離を縮めていくケースも珍しくはありません。

異性との恋と友情のバランスは非常に難しいですが、迷っている間に彼が華やかな女性に一目惚れしてしまうという可能性も。
女の部分を出し惜しみすぎると”最高の女友だち”のポジションから抜け出しにくくなります。
左手の運命線を観てみると、来年34歳の位置に昔から知っている人から恋愛のチャンスに発展する可能性のある影響線が入ってきています。(③)
ロマンチックな雰囲気を漂わせ、自分から一歩進めてもいいよというサインが。
恋愛関係を挟んだとしても、人としての関係にヒビが入ることはなさそう。ユキノさんは、上手に人間関係を築ける人です。
今だというタイミングを逃す方がもったいない!思い切って、女として彼に向き合って観ましょう。

Text & Illustration : daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。