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今回の相談者さんは、「職場の同僚との人間関係がうまくいかない」と悩むOL。感情線と頭脳線にポイントがあるようです。

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「最近、職場の同僚との間に距離を感じ、なかなか思うようにコミュニケーションが取れません。」

人材系スタートアップで営業として働くツバキさん。現在35歳。明るい茶色い髪を巻き、薄いパープルのニットに黒のタイトスカート、黒のピンヒール、どことなくセクシーな印象が漂っています。

「営業職で、マネージャーを任されています。チームのメンバーや同僚とはコミュニケーションはしますが、どこかよそよそしくて、仕事にも影響が出てきてしまうことが心配です。」

リーダーゆえの悩みもあり。シンプルな人間関係を築くことを心がけて。

人間関係の悩みは、仕事の中ではつきもの。相手からどのように自分が思われているかを客観的に見ることで、トラブルを回避できます。

つばきさんの右手を観てみましょう。感情線の先端と指の付け根の間が、中指の付け根の幅よりも広く(①)、感情線が弧を描いています(②)。

さらに頭脳線が直線的です(③)。

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つばきさんは、組織の中で見ると周囲から尊敬され、人が集まってくるといったようなスター性抜群のリーダータイプ。性格はおおらかだけども、現実も見据えているため、周囲からの信頼も厚いです。出世の道も早く、キャリアウーマンとして活躍するでしょう。

しかし、良くも悪くも、この人に甘えきってはいけないという罪悪感を抱かれているケースも。気軽に愚痴や冗談を言いにくい相手と思われ、チームの飲み会などに誘われていなかったなんてことも起こりうるかもしれません。ただ、周りも悪気があるわけではないので、気にしない方がいいでしょう。

出世に伴い、人間関係が広がっていく中で、考え方の合わない人が出てくることもあるでしょう。自分の身の丈に合わなくなった人間関係に縛られず、自分が素敵だと思う人との仲を積極的に深めて。部下との関係性においては、自分という人間を理解してもらう為に感情を丁寧に伝える工夫をするだけでグッとチームワークが深まるはず。

物事を複雑に捉えず、自分の直感を信じて接することであなたの魅力はさらに磨かれていくはずです。



Text & Illustration : daua

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daua
手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。