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今回の相談者さんは、「愛情が足りない」と言われる31歳。彼女の感情線や運命線はどうなってる?

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「付き合っている彼から、愛が足りないとよく指摘されるのですが、私は彼とやっていけるのでしょうか?」

ファッション系のPRとして働くトーコさん。現在31歳。黒髪のロングヘアに綺麗に揃った前髪、黒のタートルネックのニットとロングスカートがスレンダーなシルエットを一層引き立てています。

「好きな気持ちはあるのですが、どうもうまく伝わってないみたいです。あんまり感情に変化がない性格なので、わかりにくいのかもしれません」

恋をしたら一途で本気。理想の距離感を二人で築いていきましょう。

トーコさんの左手を観てみましょう。生命線と頭脳線の起点が離れていて(①)、

感情線の先端が指の付け根まで届いています(②)。さらにくっきり立ち上る運命線が(③)。

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トーコさんの恋愛性格は、とても誠実。なかなか人を好きになることはないですが、恋をした時の本気度は高め。恋心を友人などに明かしたりすることはなく、熱い思いをそっと胸の奥には秘めていく。表面には出さないものの、彼を思うだけでテンションが上がって、毎日が楽しくなるタイプです。よくも悪くも不器用で、傷つくことに敏感な性格ゆえ、脈がない、これは困難と思う恋愛は、胸に秘めたまま終わらせていくことも。
たとえ、片思いや、破局に至っても、彼の存在から大きな影響を受け、自身の成長の糧へと繋げていく力を持っています。

現在の彼も研究者とのことですが、強く惹かれるのは物静かで知的な人。
トーコさん自身、自らの信念に忠実に自分の世界を育てていく人なため、付き合い始めると、お互いの時間を優先させ、すれ違いやすくなるかもしれません。
一人の時間がお互いに大事なため、例えば”お泊りデート”など、自分の生活のペースが乱される行為は苦手な傾向にあります。
もし彼が甘えん坊タイプの場合は、「もっと僕のことを見てほしい」「彼女だから、これくらいはしてほしい」という要望もでてくるでしょう。

普段から、感情を誰かに共有するタイプではないかもしれないですが、愛する彼には、時に応援を求めることも必要。
あなたなりの心の開き方、甘え方があると思うので、素直に伝えていく癖をつけましょう。

大事なのは、二人の世界をどう築いていくか。

それぞれのパーソナルスペース、時間を確保することは絶対。オンとオフではないですが、一人でいる時と二人でいる時の気持ちの切り替えは意識的につけていくと、無理をしない居心地の良い距離感がお互いに築けるでしょう。二人でいるからこそ、広がる世界があることも学べるはずです。

Text & Photo : daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。