今回の相談者さんは、「恋人を束縛しがち」という飲食店勤務の彼女。感情線と共にある手相とは?
「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。
手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。
「付き合っている彼から、私の束縛が激しいとよく言われます。本当に束縛してるんでしょうか?」
飲食店で働くハナさん。現在26歳。短めの前髪のマッシュルームカットにネイビーのラフなカットソーをきた彼女。口調も柔らかく、ふわっとした印象です。
「自分の空いている時間は、彼と一緒に過ごしたいと思います。彼が自分のことをどう思っている不安になって聞いてしまうことも多いかもしれません。でも、これは素直な気持ちだから...。」
愛があるからこそ、解放できることもある。
彼の言動が気になる、なるべく彼と一緒に過ごしていたい。
彼を好きな気持ちが、素直に現れていると思います。
この気持ちを、彼が束縛と感じてしまうそのギャップはどこから生まれて来るのでしょう?
ハナさんの左手を見ると、弧を描く長い感情線(①)と切れ切れのランダムな金星環(②)
が現れています。
この組み合わせは、恋に翻弄されやすいサイン。
長い感情線は、なかなか人を好きになりづらく、好きになると一途にその人を想う傾向を示唆します。そして、情に厚く、面倒見のいいタイプと言えるでしょう。
このタイプは、恋人に対してフォーカスする時間も人一倍。
これは言い換えると、相手に対する嫉妬心や押しつけの強さに繋がりやすいとも言えます。
ランダムな金星環は相手に対する恋愛感情のアップダウンを示唆。ついつい相手の言動からマイナスな妄想をしてしまいがち。
全てを言動で示して欲しい、一緒にいないと不安になる。そんな気持ちに苛まれることもあるかもしれません。
”どうしようもない不安を感じるほど、彼を愛しているのだ!”
もし、そう思う気持ちがあるのであれば、自分の気持ちをもっとプラスに捉えてあげましょう。彼にあらぬ疑いや妄想を抱いて、その気持ちをぶつけそうになったら、むき出しにするのはNG。
愛の証とはいえ、彼の気持ちとの溝を深めてしまう可能性があります。
あなたの愛の性格は、相手のために尽くす愛情の豊かさを表します。
自分の愛の深さを相手の愛情表現と比べるよりも、堂々と自分の愛に誇りを持って、彼を見守ってあげましょう。
海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。