ガスコンロを使用すると、調理するたびに一酸化炭素、酸化窒素、そしてホルムアルデヒドの吸引量が増えることになる。この3つの汚染物質は、タバコの副流煙にもよく含まれる。環境衛生についての専門誌が発表した2013年12月の文献は、ガスコンロの使用によって家庭で発生するこれらすべての汚染物質量は、通常、公共衛生ガイドラインの数値を上回ると報告している。
直すには: ガスオーブンやコンロを使うときは、必ず換気扇を回すこと。ガスレンジの換気を行うと、ファンが弱々しくても、汚染レベルを60~90%も下げることができる。そして、コンロの奥のバーナーを使って調理することも大切。多くの換気扇カバーは、コンロの中央に設置されていない。奥のバーナーを使うことで、カバーが汚染物質のほとんどをキャッチしてくれる。
4.間違ったオイルで調理している
電気コンロを使用している家庭でも、クッキング汚染の影響からは免れられない。レストランと住宅キッチンに関する研究によると、ショートニングと大豆油 (ベジタブルオイルと呼ばれることもある) を強火で調理すると、アルデヒド、そして多環芳香族炭水化物という粒子状物質が放出されるそう。どちらも気道の炎症に関係する、タバコの煙に含まれる合成物質だ。
直すには: 用途に適したクッキングオイルを選ぶこと。例えば、オリーブオイルは揚げ物や光熱での調理には向かないが、低温での調理やサラダドレッシングには使える。一方、アボカドオイルは高温での調理に最適。オイルの “スモークポイント (煙点)” を調べ、それがあなたのニーズにマッチしているのを確かめて。そして換気扇を回すのを忘れずに!
5.睡眠が足りていない
慢性的な睡眠不足は高血圧、心臓発作、脳卒中、肥満、その他多くの健康問題を引き起こす。一晩に最低6~7時間の睡眠を取らないと、喫煙者に比肩する死亡率に繋がるとする研究すらある。完全に目が覚めているとは限らない浅くて断片的な眠りでも、明るい日中から深い眠りへのサイクルが遮られるため、腫瘍の成長を加速しかねない。
直すには: 疲れているのが当たり前だと思わないこと。規則正しい十分な睡眠が取れていないと感じるなら、睡眠を妨げる睡眠時無呼吸症候群などの病気にかかっていないか、医師の診断を得よう。
https://www.womenshealth.com.au/article/health/daily-habits-that-are-just-as-bad-as-smoking