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サイクリングがおすすめの理由とは。その内容をアメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

認定フィットネストレーナーとして21年間働いてきた中でセリーン・イーガー氏の結論は、数キロやせてそれをキープしたいのなら、サイクリングに勝るものはない、だそう。実際に自転車をこぐことで、体重を半分に減らした人や、50キロ近く減らしたという話を聞いてきたそう。もちろん、どれも健康的な食生活も必要だが自転車の効果は大きいと感じている。

では、なぜサイクリングはそんなにもよいのだろうか。簡単に言うと、人をハッピーにさせるから、というのはサイクリストのジミー・ウェバー。188センチ117キロという身体のウェバー氏は決して今での身体は小さくないが、なんと7年前は最高で185キロもあったそう。

ウェバー氏は、肥満外科手術とウォーキングでまずやせたという。でも、一日11キロも歩くのは退屈な上に、ランニングはありえなかったとか。「身体が重すぎてランニングの衝撃は身体への負担のほうが大きすぎる」とウェバー氏は話す。ジムの会員でもあるが、なかなか足が向かないと話すが、バイクはまた別だそう。

ウェバー氏が20年ぶりに自転車を買ったのは2011年。そしてそれか5年間で3万2200キロ近く走っているそう。その中には、チャリティーライドやサイクリングクラブで走ったものも含まれている。

「ダイエットのために自転車に乗る場合は、負荷をかけてスピードを上げて糖質を沢山燃やすか、ゆっくり一定のスピードでこいで脂肪をたくさん燃やすか、どちらも可能。でも、もし食事制限だけのダイエットだったらこんなにハッピーな気分にならなかったはず」とウェバー氏。では、それ以外にもサイクリングがダイエットにおすすめの理由はなにか。

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サイクリングはただの運動ではない

研究によると、やらなくてはいけないという思いで運動する人は、運動をしないか続かないということが分かっている。運動を始めた人のうち80パーセント近くが1年以内にやめている。ダイエット目的で強制されている場合、やる気はすぐに失われてしまい、他にもっと楽しいことを探してしまう。でも、自転車に乗るのは童心に帰らせてくれ、色々なところに行ったり、探検したり、きれいな景色を楽しんだり、新鮮な空気を浴びることができる。決して、早くこの30分が終わらないかと思うのではなく、楽しみながらエクササイズすることができる。

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身体の大きさに関係なく高負荷インターバルトレーニングをすることができる

スポーツ科学によると、高負荷インターバルトレーニング(HIIT)は健康増進、代謝アップや成長ホルモンを活性化させるための一番の方法だという。そしてどれも、脂肪を減らすことに最終的につながる。自転車ならHIITをするにしても、インパクトゼロで頑張ればOK。ちょうどよい道路や道(できれば少し

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関節への負担が少ない

サイクリングは関節にやさしいので、リュウマチやそれ以外の関節系のトラブルを抱えている人によくすすめられる。身体にあった正しいサイズの自転車と十分な準備運動さえあれば腰やひざに負担をかけずに追い込むことができる。

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一緒に健康的になる友達を見つけやすい

研究によると、誰か一緒にワークアウトする友人を1人か2人持っているだけで運動習慣をキープできるそう。これは健康になり、いらない体重を減らすには続けることが大切。サイクリングはとてもソーシャルなスポーツで、グループでサイクリングするのに特別な呼び名「ポタリング」があるほど。少し調べれば地元のライダーのグループが見つかるはず。

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インドアのサイクリングも楽しい

アウトドアのアクティビティーは屋内でやると大抵つまらなくなってしまう。(トレッドミルのランニングなどがいい例)。でもインドアのサイクリング専用のアプリや、ジムでのクラスは、屋内での自転車を面白くしてくれる。つまり、天気が悪くても自転車に乗る習慣が崩れにくいということ。

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一日中できる

160km分やり続けられるものは自転車以外にないのでは?脂肪を燃やすのがこんなに楽しいものとは思わないはず。自転車をこぎながら友達としゃべっていれば数時間なんてあっという間に過ぎる。ただ、おやつは1時間200kcal以内にするようにしないと摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れてしまう。

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日々の生活に無理なくなじむ

自転車のよいところは、他のことをやりながら運動ができること。だから「運動するため」の時間をわざわざ確保しなくてもよい。たとえば、買い物に行くときに自転車に乗ったり、自転車通勤をしたり、用事を済ませるときに車ではなく自転車を使うなどをすれば、毎週数時間は運動することができる。しかも、もともとやらなくてはいけないことをやりながらできる上に、やりながら健康的な体重に近づけるのだからまさに一石二鳥!

 
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Selene Yeager Text:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images