運動を避けてばかりだった一人の女性が、フィットネスに夢中になってボディを一新! そんな彼女の変化をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。
ロンドンでコミュニケーション・サポートマネージャーとして働く27歳のシャーロット・ハーパーは、昔から運動嫌いで、ほとんどのスポーツを避けていた。
でも、クロスフィットと出会ったことで、体やメンタルヘルスだけでなく、彼女の人生までもが大きく変わることになる。
クロスフィットが変えたシャーロットの人生
昔の姿
栄養に関する知識を一切持たずに育った彼女は、大学に入るまで、好きな物を好きなときに食べていた。ランチはいつもテイクアウトで、甘いフラペチーノも際限なく飲んでいた。
10代後半で今の夫に出会ったのはいいけれど、2人で座りっぱなしの生活に。家に閉じこもり、ピザを頼んで、大きな容器に入ったアイスクリームを食べ切るのも、誰かと一緒ならカンタン。
服のサイズは大きくなる一方。それでもシャーロットは事実を否定し続け、自分の写真を見るたびに「角度のせい」で片付けた。TOPSHOPの服が着られなくなっても、「細い人向けのブランドだから」と自分に言い聞かせ、行きつけのショップを変えるだけ。
でも、他のショップの服も着られなくなると、さすがにもう真実から逃げられなかった。
シャーロットの変化
エクササイズなんて考えるのも嫌だったので、職場までの3kmを毎日歩くことから始めた。「スリミング・ワールド」(イギリス発のコンサルタント付きダイエットプログラム)に参加して、そこで学んだレシピを作り始めた。このプログラムが持つコミュニティも、大きな支えになった。
徐々に脂肪が落ちてくると、初めてジムへ行く勇気が湧き、パーソナルトレーナーもつけた。どんどん自信がついてきて、週に4回ジムまで走るようになった。
パーソナルトレーニングと並行して、いろいろなクラスを試すうちに、エクササイズを楽しんでいる自分に気が付いた。有酸素運動でさえ苦にならない。6ヶ月後には、マラソン大会を目標にトレーニングを始めた。
今の姿
栄養にかなり詳しくなった今のシャーロットの食生活はかなりヘルシー。
体重計の数字はあまり気にせず、服のフィット感を重視することで、減らした体重を2年間キープしてきた。
昨年は、目標だった初マラソンを無事完走。クロスフィットにもハマっている。このスポーツに出会ってからはエクササイズがますます好きになり、今では週に5~6回トレーニングしている。
自分の見た目を変えるために運動を始めた彼女が、今では、自分にできるなんて思いもしなかったような動き(ハンドスタンド・プレスアップなど)をマスターしようと頑張っている。
今の自分が好きになれないなら、まずはウォーキングからでもいいから、一歩を踏み出してみよう。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:Alice Head Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images instagram of @crossfitgoldilocks