もしものときのために覚えておきたい! ペットボトルでできる心肺蘇生訓練

21 October 2018

もしものときのために覚えておきたい! ペットボトルでできる心肺蘇生訓練

突然、心臓が止まって亡くなる人の数は日本だけでも年間7万人以上。健康な人でも、スポーツ中は心臓に負荷がかかり心停止のリスクが高まるという。そのとき、救命の鍵を握るのが、救急車が到着するまでの間、その場にいる人が救命処置を行えるかどうか。心肺蘇生訓練は日本赤十字社や消防署などでも受けられるけれど、実際数時間の訓練を受けにいくのはハードルが高いのも事実。そこで登場したのが、身近にあるペットボトルを使って心肺蘇生訓練を行えるキット「CPR TAINING BOTTLE」。

救急車が到着するまでの時間は全国平均で8.5分。東京は全国で最も遅く、平均10.8分。2020年、東京オリンピック・パラリンピックで東京が国内外からの観光客で溢れかえる時期には、都内の救急車の到着時間がさらに遅くなることも予想されているという。心停止して倒れてから、対応が1分遅れるごとに救命率は7%から10%ずつ下がっていくという事実。もしも、家族が家で倒れたら、家族の命を救える鍵を握っているのはあなた。

「CPR」という言葉を聞いたことがあるだろうか。「CPR」とは、Cardio Pulmonary Resuscitationの略で、日本語では心肺蘇生という意味。心臓が止まった時に胸の真ん中を押して心臓のポンプの代わりをすることで血液を循環させ、脳や心臓に酸素を届けること。救急車の到着まで「CPR」を続けると、救命率は約2.5倍になるという。

心肺蘇生訓練というと特別な訓練を受けなければいけないと思うかもしれないけれど、これを誰でも簡単にできるように考えられたのが、いま話題となっている「CPR TAINING BOTTLE」。「サントリー 南アルプスの天然水 550ml」のペットボトルを横から押すと、訓練用の人形とほぼ同じ弾力があり、訓練に活用できることを発見、精密測定してキット化したもの。キットは現在、販売に向けて準備中ということだけれど、天然水のペットボトルを用意し、下のビデオを参考にトレーニングすれば心肺蘇生の訓練の体験ができるので、ぜひ試してみてほしい。

さらに、いざというときのために入れておきたいのが、「Coaido119」というアプリ。このアプリは緊急時、事前登録した救命有資格者やAED設置施設に、ボタン一つで一斉連絡することができるSOSアプリ。周囲の救命知識を持つ人に一斉に連絡が届き、救急車到着までの助けを求めることができる。心停止は、年齢も関係なくいつでも、誰でも起こる可能性があるもの。大切な人の危機にちゃんと対応するためにも、今できるアクションを起こそう。
http://www.coaido119.com

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