1月26日(金)、記録的な大雪の寒さがまだ残る東京・代官山。いっそう冷え込んだ夜の気温も跳ね飛ばすような「限界を超えるサーキットトレーニング」が、FLUX CONDITIONINGSで開催。別名「滝汗サーキットトレーニング」とも言われた一夜限りの限定イベントの模様をリポート!
イベントの舞台となったのは、本格的なファシリティと各分野のプロが指導することで人気のスタイリッシュなジム、FLUX CONDITIONINGS。この日は休館日のところを、イベントのために特別オープン。しかも全トレーナーが揃い、指導してくれるというなんとも贅沢なプラン。さらに、通常は60分のところを、80分まで拡大、限界まで追い込んで「滝汗必至」というスペシャルプログラムを実施。参加者の笑顔は、いったいどこまでもつのか……!?
最初は全員でストレッチ。ストレッチポールやローラーを使い、身体をほぐしていく。このときもより効果的にストレッチできるようにカラダのポジションや呼吸、ポールやローラーを当てる位置まで丁寧な指導が。知っているのと知らないのでは大きな差が出ることだけに、これも嬉しいポイント。
身体がほぐれてきたところで、ラダーなどを使ったステップワーク。トレーナーの素晴らしい体幹と俊敏なステップに圧倒されながらも、楽しむ参加者たち。このときも「より細かく」「より正確に」……カラダをきちんと使うための指導も。
十分に身体が動くようになったら、3グループに分かれてのトレーニング。あるグループは、まだ日本で実施されるのは数少ない、有資格者が指導する「アニマルフロー」を体験。これは身体の柔軟性や協調性に着目したトレーニングで、なめらかなムーブメントが動物の動きのように見えるのが特徴で、初めての人も多かった模様。
一方、別グループではポールやケトルベルを使ったプログラムの真っ最中。つい反動をつけてしまったり、間違ったポジションで行いがちなのをこの日は、きっちり補正。どこまでも「効かせる」ポジションで行うため、参加者の顔からは次第に笑顔が消えがちになり、汗が噴き出る! 「きつい~!」「すごく効く!!」という嬉しさ半分、つらさ半分の悲鳴があちこちから上がる!!
プログラムも佳境を迎える頃には、全身から文字通りの滝のような汗が噴き出る参加者も! バトルロープやスレッドを使用したトレーニングを行うときには、トレーナーと参加者が一丸となってエールを送り、ジム内のボルテージは上がる一方!! グループがスペースを交換するとき、時間に余裕があるチームは、その空き時間も惜しんでプランクやプッシュアップを。これぞサーキットトレーニングの醍醐味! 笑顔も消え、真剣に自分と向き合う時間。
別グループのマーシャルアーツトレーニングでは、ミット打ちやサンドバック打ちが進行中。パーンという快音を響かせる参加者もいて、拍手が上がる! 指導に当たったのは現役の格闘技家たちで、なかには全日本チャンプも。その豪華さにも圧倒!!
最後までギリギリに追い込むプログラムが続き、終了したときには歓声と拍手の渦に。完全燃焼した参加者とトレーナーが集い、最高の笑顔でパチリ! 「またやってみたい!」「ここまで追い込まれることはなかったので、新しい自分と出会えました!」という声も。汗と爽快感に包まれた、金曜の夜でした。
FLUX CONDITIONINGS
1Fは最新鋭の技術が導入された、スイムトレーニング施設「AQUALAB」。オリンピアンである北島康介氏が主宰する「KITAJIMAQUATICS」のノウハウが盛り込まれた指導が受けられる。2Fはレセプションとコンディショニングルーム。オリンピックや日本代表選手に帯同するトレーナーの指圧・マッサージや医療クリニックと連携する水素トリートメントなど、ハイレベルなケアを実現。3Fのトレーニングエリアは必見! トレーニング先進国のアメリカにおいてファンクショナルトレーニングをはじめ、リハビリやスポーツパフォーマンス向上のために必要な器具を販売し、トレーニングのエキスパートとしての地位を築いている「Perform Better」の日本法人「パフォームベタージャパン」が初めてプロデュースした空間で、ひとり1人に合わせたベストメニューが可能に。マーシャルアーツスタジオ「一撃アカデミー」も同フロアに。4Fには、極真空手の道場とキッズスクール。選び抜かれた最新のファシリティと一線級の指導が受けられるハイレベルジムとして、注目を集め続けている。
東京都渋谷区猿楽町3-7 代官山木下ビル
https://www.flux-conditionings.com/
Photo : Cedric Diradourian