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そのぽっこりお腹の理由は? 悩んでいるのはあなただけじゃないかも。

たくさん食べてしまったとき、絶対に妊娠していないのにまるで妊娠しているかのようにお腹がぽっこりしている日はない? お腹のむくみは本当にあること。しかも腹筋自慢のフィットネスブロガーですら、お腹が出てしまうことも。

セレナ・キンジーは、インスタグラムでお腹がむくんだ時とそうでない時を並べた比較写真を投稿。

スポーツブラを着用している写真で、1枚は普段のお腹がたいらで引き締まっていて、もう1枚はお腹がまるくてちょっと出ているというもの。

彼女は投稿でこう書いている。「この写真は月曜日と火曜日のものでお腹がむくんでいるとどうなるかを見せるもの。別にお腹を突き出しているわけじゃない。この写真を撮った時は病院でもお腹の膨張があると指摘されていて、写真を見ても具合が悪そう」

「もう気づけばずっとお腹のひどい痛みや、不快感に悩まされてきた。何年か前に始まって、初めは腹部の上のほうの痛みや膨張が数ヶ月に一度起きていて。そして、それが毎月になって今では何週間かに一度くらいになった。病院に行っても、医者は私と同じくらい混乱しているみたいで、ようやく出た診断は過敏性腸症候群の一種で胃炎かもしれないと言っただけ。つまりなにが原因か分かっているわけではない。食生活の改善もあらゆることを試して、どの食べ物がトリガーになるかを調べてみて次にいつ起きるのかを予想しようとしたけれど、なかなか簡単にはいかない。同情を買うために投稿をしているのではなくて、単に現実をシェアしたいから」。キンジーは長年にわたりこのお腹に悩んでいたことを明かす。

「こういった写真をのせるのはあまりラクではない。こんなにお腹が膨張している時は、気持ちも落ち込むし自分の身体を好きになれない。でもこういうものをシェアすることで、あなたが一人じゃないと教えたい。そして、誰もがなにか戦っているものがあってそれは普通だと言いたい。お腹のむくみや膨張はとてもよくあることで、一般人口の10%から30%が悩んでいる。そして、女性は男性よりも2倍多いそう。だから、24時間365日腹筋があるわけではなく、それでいいと思っている。今の私にとって大切なことは、私の体験をシェアすること、そしていつかこのときたま起きる痛みがなにか解明すること。だから次にあなたのお腹が膨らんでいる時は“太っている、気持ち悪い”とか思わないで。これは健全な行動じゃないし、このむくみは消えたり起きたりする。そのかわり、お湯を沸かして、水を飲んで、ネットフリックスでもつけてゆっくり休んで。身体はポジティブなこととラブに一番よく反応するから」

キンジーのように、どんなに健康的でも身体が反抗しているように思えると本当に気持ちが持っていかれることがある。多くの場合、病院でもなにが原因かを特定することはできなかったと言うけれど、それでも食事には気をつけて、トリガーとなるような食べ物は避けるなどをしているという。今ではむくみはキンジーの生活の一部だそう。

キンジーは、こういった写真をシェアするのはラクではないと言いながらも、同じように悩んでいる人に一人ではないと伝えたいと話す。

時折むくむことは誰にでも起きることで普通のこと。実際には健康的な人の25%が経験するという調査もある。もし、これが定期的に起こる様になったら、医学的にはどのような症状なのかを判断してもらうために一度病院に行って。ポイントはなにも恥ずかしく思うことはないということ。

キンジーも話すように、四六時中腹筋が入っているわけではないので、たとえお腹が出てしまってもそれを太っているとか気持ち悪いなどと思わないように。そのかわり水分をしっかり摂ってゆっくりするようにとアドバイスする。「身体が一番よく反応するのは、ポジティブな気持ちとラブ」ということを忘れずに。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Jessica Migala Translation:Noriko Yanagisawa Photo: celenakinsey