ミーガン・フォックス
ヴィーガン(絶対菜食主義)の食事でも、生のもの(40〜48℃以上に加熱されていないもの)、精製されたもの、低温殺菌されたもの(発酵させていないもの)、殺虫剤や特殊加工が施されていないものしか食べないというストイックの極みのような食事法が、ローヴィーガン。グウィネス・パルトロウやミーガン・フォックス、スティングといったトップスターたちが実践していることから広まっているけれど、これこそまさに「私たちが避けるべき有名人の食事法」の代表格。
BDAによれば、ビタミンB12やビタミンDを補給できればヴィーガンの食事は健康的な可能性もあるけれど、減量を保証するものではないという。「ヴィーガンのケーキであっても、それはケーキです」というコメントのとおり。
もちろん、にんじんのように生で食べた方が栄養価が高い食べ物があることも事実だけど、じゃがいものように生では食べられないものも多くあることも事実。「人間の身体は生の食べ物と加工された食べ物の両方を消化し、栄養を吸収することができるので、生の食べ物が本質的に優れているという考えが正しいわけではありません」と、BDAは主張している。
また、生の食べ物は準備をするのに時間がかかり、その割にすぐに傷んでしまい、子供や妊婦のように生の食べ物を避けた方がいい人たちもいるので、家族に向けた食事法でもない。BDAは「短期であれば健康に悪影響を及ぼさないかもしれませんが、バランスが取れていないまま長期的に続ければ健康に害を及ぼす可能性もあります」と注意を促している。