まさか、あんなことが!? 知らぬ間に血圧を上げている、毎日の「あるある」集 

26 February 2019

まさか、あんなことが!? 知らぬ間に血圧を上げている、毎日の「あるある」集 

心臓の健康について考えたことある? 「若いし、フィットだし、食事だってヘルシー。心配することなんてないでしょ?」と思っていたら、大間違い。気分は最高でも、普段過ごしている環境や日々のちょっとした習慣で、高血圧のリスクを抱えてしまっていることも。オーストラリア版ウィメンズヘルスが警鐘を鳴らすのは、私たちに忍び寄ってくる血圧を上げるリスクについて。これは、見逃せない!

知らない間に血圧が上がっている。これは明らかに高血圧が原因だとは言い切れない。だけど、診断や治療を受けずに放っておけば、高血圧は動脈内に沈着物が形成される病気のテローム性動脈硬化や循環器のトラブル、致命的な心臓発作や脳卒中の原因になりかねない。

以下の5つの要因に思い当たるなら、医師と予防策を話し合おう。


1.近所がうるさい

労働や環境と医療に関する専門誌が発表した研究によると、職場や家の騒音、特に寝ようとしている時間帯の大きな音は高血圧と関連しているそうだ。

カリフォルニア州サンタモニカのプロヴィンス・セントジョンズ・ヘルスセンターに所属する循環器専門医のニコール・ウェインバーグ医学博士によると、音自体がストレスになるだけではなく、隣人のテレビの大音量などで睡眠が邪魔されることだけでも血圧が上がるので、夜の騒音はダブルパンチだと言う。うるさい隣人、子ども、ペットのせいで夜も眠れないなら、眠りを妨げる音を遮断するためにホワイトノイズ (白色雑音)を発するマシンの使用を検討しよう。

 

2.お給料が少ない

時給が低いのは本当に嫌な気持ちになるし、高血圧を含むさまざまな健康問題の要因にもなるという。ヨーロッパの公衆衛生学専門誌に掲載された研究によれば、若い女性にはこれが特に問題となるそう。

カリフォルニア大学デービス校の公衆衛生学教授で、この研究文献の上級著者であるポール・レイ博士いわく、「お給料は人々の一般的な幸福感と自尊心に関わる重要な要素」。自己嫌悪感や月々の支払いへの心配がストレスになるのは明らかだそう。レイは、「ストレスも高血圧の要因の一つ」と見解を述べている。

ウェインバーグは「低賃金の仕事では健康保険に加入できなかったり、定期的な健康診断に行くような休みが取れなかったりすることが多いのも要因の一つだ」と指摘している。何とか食いつないでいる状態では、ヘルシーな食材を買ってジムに入会する余裕もなかなかない。

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3.甘い物としょっぱい物が大好き

甘じょっぱいポップコーンにシーソルトキャラメル、しまいにはフライドポテトをミルクシェイクにどドボン。砂糖と塩で味付けした食べ物には、なんとも言えないおいしさがある。でも、米国生理学会の調べによると、このようなスナックの組み合わせは、砂糖または塩を単体で摂ること以上に心臓の負担となる。

「フルクトース (果糖)と高濃度の塩分という特定の組み合わせは血圧を急上昇させるので、結果的に高血圧につながる」 と語るのは、この研究文献の筆頭著者でアメリカのデトロイトのヘンリー・フォード病院所属で博士研究員を務めるケビン・ゴーディッシュ。

一体なぜ? その理由は、砂糖によって体内に余分なナトリウムがたまると同時に、過剰な塩分を取り除く能力が衰えることにある。甘い物を食べると塩気が欲しくなるだけではなく、体に塩分を保持させてしまうので高血圧につながるというわけなのだとか。

 

4.外を走る

高血圧の専門誌が発表した研究結果によると、日常的に大気汚染にさらされる機会が多いほど、どんなにフィットでヘルシーな人でも高血圧になりやすいことを示している。

この研究文献の筆頭著者で、中国の広東省の公衆衛生研究所環境衛生課の課長代理で疫学者のタオ・リウ博士によると、「汚染された大気を吸うと高血圧や循環器疾患、心臓発作の要因として知られる動脈の変化を引き起こす炎症につながる」と言う。

今、住んでいる都市の大気の質をコントロールすることはできなくても、汚染度が高い日には室内で過ごしたり、交通量の多い通りを走るのを避けたりと、大気汚染をできるだけ避けるための予防策を講じることは可能なはず。

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5.カフェイン頼み

カフェインは強力な刺激物なので、眠気覚ましや集中力の維持だけではなく、お通じのケアにも役立つ。でも、アメリカのコロラド大学付属UCヘルス病院のアンバー・カンナ医学博士いわく、「これは血圧が急上昇し、心臓に負荷がかかっていることも意味している」のだとか。

 

 

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Charlotte Hilton Andersen Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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