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就寝前に水を飲めば、二日酔いを防いでくれるって本当なの?

これはダメージを最小限に抑える方法であって、完全に防ぐ方法ではないみたい。知っているとは思うけれど、二日酔いの根本的な原因は脱水症状。アルコールには利尿作用があるので、大きなカクテルを飲んでいるうちに体内から水分が奪われていく。

一番確実なのは、一晩中水分を補充し続けること。1杯お酒を飲むたびに、グラスに並々注いだ水を1杯 (少なくとも350ミリリットル) 飲むのがベスト。総合診療医のアニータ・スターンハム医師は、発泡性のお酒は避けるよう促しているそう。気泡によって、アルコールが体内に吸収されるスピードが速くなるからだとか。

ビアポン (ビールを入れたカップをテーブルの両端に置き、ピンポン玉を入れ合うゲーム) で職場の上司に挑めるくらい酔っているなら、それは既に手遅れ。帰宅したら、無理せずに飲めるだけの水を飲んでから寝よう。

枕に突っ伏す前に1~1.5リットルの水を飲めれば最高。スターンハム医師は、「レモンを絞って入れればアルコールがアルカリ化されるので、肝臓と腎臓の解毒に役立つ」 とアドバイスしてくれた。

「これで二日酔いにならないわけではないけれど、アルコールによる脱水症状は緩和されるので、翌日の二日酔いが和らぐかもしれない」 とスターンハム医師。明日の自分にきっと感謝されるはず。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Agilene De Villa Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Imeges

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。