気づくとコーヒーを飲み過ぎている人は気をつけて。カフェインをとりすぎてしまったときの対処法を、アメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

カフェインは素晴らしい。だから、たまにコーヒーを飲み過ぎてしまうのも分かる。でも、実は、飲み過ぎていないつもりでもベンティサイズのカフェラテとダークチョコレートなどカフェインを含む他の食べ物と組み合わせたら、かなりの摂取量になってしまう。

カフェインは中枢神経を刺激するので、目が覚めて、神経が敏感な状態になる、と女性の健康の専門家、ジェニファー・ワイダー博士。でも、量をたくさん摂ると、神経が過敏になってしまい、不安で落ち着きがなくなり、いらいらしてしまう。しかも、カフェインはアドレナリンの分泌を促すので、心拍数も上がる、とワイダー博士は解説する。

でも、カフェインはどれくらいが摂り過ぎなのだろうか。

一日の推奨摂取量は400mgとされていて、これは大体コーヒー4杯分だとマヨ・クリニックは解説する。でも、4杯分とは言いつつ、スターバックスのグランデサイズならたったの2杯!人によってカフェインの耐性は異なるけれど、これ以上飲むとたいていの人には悪影響。

もし、カフェインの摂り過ぎに気づいたのなら、いくつかできることはある。

まずは水分を摂る

まずは、水を飲むこと。「カフェインの摂り過ぎによる症状は水分をしっかり摂ることで和らげることができるものもある。そして、水分は身体から効率的にカフェインを排出する助けもしてくれる」とワイダー博士。

軽い運動とカリウムやマグネシウムを摂ることも効果的

軽い運動をしたり、カリウムやマグネシウムを含むものを食べることも効果はある。たとえば、バナナや色の濃い葉物野菜などがおすすめだとBeth Warren Nutritionの創業者、ベス・ワレンは話す。カフェインはカリウムやマグネシウムを使い果たしてしまうので、これが震えやいらいらの要因になるという。カフェインの血中での半減期は1.5時間から9.5時間と大きく異なる。つまり血液のカフェインが半分になるには最大で9.5時間もかかってしまう。

もし、カフェインを摂り過ぎて呼吸が困難になったり、胸の痛みや吐き気を感じたりしたら、病院にかかるように。他にも心拍が乱れたまま収まらなかったり、筋肉がけいれんするといった症状も危ないとワイダー博士。病院では、活性炭や利尿剤などを使ってカフェインを体内から排出することもできるそう。でも、このような方法はあくまでも医師の指導のもと行わなくてはいけないので、自分の判断ではやらないように。一番よいのは、カフェインの量に気をつけて摂り過ぎないこと。でももし、摂り過ぎてしまったらやるべきことを思い出して。

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※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Korin Miller Text:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images