以下の4つのチェックを順番に行う。最後に採点して確認しよう。
【Check1】
呼吸の状態をYES、NOで回答。
・呼吸が苦しいことがある。すぐに呼吸が乱れる YES/NO
・口を開きがちで、口呼吸をしている YES/NO
・手足が冷たい、しびれが出ることもある YES/NO
・疲れがたまりやすい YES/NO
・集中力がないと感じる YES/NO
【Check2】
1 スマートフォンまたは時計のストップウオッチを準備する。
2 無理に吐くのではなく、自然に呼吸を吐いた状態で、鼻をつまむ。
3 鼻をつまんだら、「息を吸いたい」と感じるまでの時間を測定する。無理に我慢した時間ではなく、自然な時間を測定する。
【Check3】
1 スマートフォン、またはストップウオッチを準備する。できる限り息を吸ってから息を止める。限界まで止められる時間を測定する。
※無理をせずに行います。体調が悪い場合や疾患がある方は行わないでください。
【Check4】
仰向けに寝て、両膝を軽く立てる。おなかの両端に両手を当てて、息を吸うときに、おなかの動き、肩や首、胸などの動きや力加減などを観察する。
【診断】
Check1 1つ以上YESがあった
Check2 40秒未満だった
Check3 息を止めていた時間が40秒以下だった
Check4 胸が天井方向に動く、またはおなかが360度全方向に膨らまない
これらが1つでもあった人は、呼吸の改善が必要!
「この診断で呼吸の改善が必要になったからといって、落ち込むことはありません。ほぼ9割に人は正しい呼吸ができていないのですから。でも正しい呼吸をすると、自律神経の働きもよくなり、体のさまざまな機能が活性化します。また、運動のパフォーマンスもアップしてきます。今回の診断を踏まえて、次回は正しい呼吸の仕方の基本をお伝えします」と、近藤さん。