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前向きに捉えるべきなのは、服のサイズだけじゃない。

自分の体重や体型を愛するだけの時代は過ぎた。最近では、セルライトや体毛、ニキビも同じように受け入れるべきだという動きが広まっている。この新たな動きについて、イギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。

今年1月には、ケンダル・ジェンナーがゴールデングローブ賞の授賞式で自分のニキビについてオープンに語り、自分の肌を前向きに捉える動きに火をつけた。そして今、急速に拡大中の#横顔セルフィー (#SideProfileSelfie) のトレンドは、自分の 「鼻」 に焦点を当てたもの。

ジャーナリストのラディカ・サンガニはトレンドマガジン『Grazia』に対し、横顔のせいで自分になかなか自信が持てないことを打ち明けた。だけど彼女は、自分の鼻を隠す代わりに褒め称え、その話題を避けるのではなく口にする。鼻の大きさを気にしている他の女性がありのままの自分の姿を喜べるよう、鼻に関する 「社会的な基準」 を変えようとしている。

サンガニは、ハリウッド女優やマスコミに登場する人物に、鼻が大きい女性が少ないと指摘する。横顔が特徴的な男性スターの数とは比較にならないという見解だ。

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サンガニのコメント
「今朝の『Good Morning Britain』で、自分の横顔について堂々と語ってきたわ。みんなにもそうして欲しい。#横顔セルフィーを送ってね」

頭の形をコンプレックスに感じていたり、横顔を隠そうとしたりするのは、もうやめよう。体やシミが人それぞれなら、鼻だって人それぞれで美しい。どんなに小さかろうと大きかろうと、鼻に優劣をつけることはできない。

このメッセージを広めようとサンダニが始めたハッシュタグは、SNSで何百人もの男女が拡散している。

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@Hollywoowooのコメント
「サンダニの#横顔セルフィーに心から共感。西洋の限定的な美意識にとらわれ、私みたいな鼻の人は、自分が変らなくちゃと思いがち。みんなの横顔を見ると元気が出るし、アラブ系の自分の鼻の美しさに気付くわ」

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@PLokerのコメント
「これが私の#横顔セルフィー。顔の形が変わっている女性としては、投稿するのに勇気がいるわ。これが “私の欠点”。自分に全然自信がないけど、お互いに支え合えば世界が変えられるはず!」

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@swtdreeのコメント
「鼻のせいで横顔を嫌ってきたけど、これが私。自分を大切にする!」

『Grazia』の中でサンガニは、「鼻が大きいことをタブーにするなんて古すぎる。時代は変わり、ファッションもビューティーも今まで以上に多様化している」 と語る。

「プラスサイズのモデルが突然増えたし、ハリウッドもやっとすべての人種を平等に扱い始めた。障害や白斑などの難病を抱えるモデルが、有名ブランドの広告に出ることも珍しくなくなった。今でもタブーなのは大きな鼻だけ。そんなのおかしい。フィルターなしのシミ肌、妊娠線、セルライト、体毛はネット上でも自分らしくて美しいとされるのに、鼻だけは、頭を少しかしげたり、不自然なポーズを取ったりして隠そうとするのよね。#横顔セルフィーを始めたいのは、この現状を変えるため」

勇気づけられたよね?

これぞまさに 「Body Positivity」!

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Ally Head Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images