もう何年も、人々はワークアウトにベストな時間帯を探し求めてきた。そしてついに、個々の体内時計がパフォーマンスにもたらす影響が明らかにされた。あなたは朝型?夜型?
英国バーミンガム大学の研究結果は、すでに存在していたパフォーマンスと体内時計の関係を強めるものとなった。
定期的に運動する人なら誰でも、ワークアウトの時間帯を変えると結果が劇的に変わることを知っている。
興味深いことに、起床直後は誰にとっても理想とは程遠い時間帯。仕事帰りのジムへの道、覇気のない不機嫌な様相から一変、一人前のうなり声をあげる。そんなタイプのあなたにとってはいいニュース!
研究の結果、朝型の人 (アラームなしで自然と目が覚める人) が日中と夜間に走った時では、タイムに大きな違いが出ることが分かった。夜型の人が早朝に走った場合でも同じことが言える。
アスリートのベストパフォーマンスとワーストパフォーマンスを測定したところ、そこにはなんと26%もの差があった。
最高のパフォーマンスに適した時間帯
朝型:正午
どちらでもない:16時ちょっと前
夜型:20時ちょっと前
プロのアスリートにとっては特に重要な情報であると同時に、マラソンの自己ベスト更新やヨガの上達を目指す人なら誰もが覚えておくべきこと。
ちなみに、これはダイエットの話ではない。アスリートが本当に調子を上げるための話。
Text:Francesca Menato Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images