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おなかの張りやガスが気になる。体のむくみがなんだか気になる……。じつは、毎日の習慣を少し変えるだけで、すっきりするかもしれない。UK版ウィメンズヘルスが栄養のプロに聞いたのは、これらの悩みに役立つケア。身も心も軽い、清々しい体を目指してみて。

1. 塩は水分をためこむ性質あり。翌朝すっきりしたいなら「塩分控えめのディナー」を

「おなかをきつくさせたくないなら、まず中華料理はやめておきましょう」と忠告するのは、管理栄養士のケリ・ガンス。ひと皿分のカロリーではなく、塩分の量に基づいたアドバイス。塩分は体内、特におなか付近に水分をため込ませる作用があるので、寝起きのむくみが通常より激しくなるのだという。

むくみを防ぐのにいちばんお勧めの献立は、肉の野菜添えだと言う。代謝の上がるしょうがやレモンで味付けをすると、野菜と共に消化を助けてくれる。ただし、豆類はおなかが膨れてしまう場合があるので避けよう。

2. 反る、ねじる動きがガスのケアにお役立ち! 夜のヨガセッションに参加しよう

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むくみを取りたいなら、もちろん運動も大事。体をねじったり反らしたりすることで、血流が良くなり、消化器系を刺激してたまったガスを押し出せることが知られている。「そんなことをしたら眠れなくなるのでは?」と心配することはない。睡眠前の運動が睡眠を妨げるというのは間違いで、2013年に行われたアメリカ・国立睡眠財団の調査によると、時間帯にかかわらず運動する人のほうが、しない人に比べて56~57%の割合で安眠できる率が高いことが判明。

3. 脱・外食の高カロリー、低栄養。お惣菜を作り置きしてお弁当生活にシフト!

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外食するときの食べ物はカロリーが高い一方で、栄養価が低くなりがち。お弁当作りは面倒だけれど、おなかのことを考えれば有意義なもの。週に一度、おなかにやさしい発酵食品や新鮮な野菜を作り置きして、手早くむくみをケア!

4. 逆説的だけど、実は大切。夜に水をしっかり飲んで、むくみケア

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むくみ対策のために、寝る前に何を飲む? 一見、逆効果に聞こえるけれど、水を飲むほど体のむくみが少なくなるのだという。体が脱水していないか、しっかり水分補給ができているかを確認しよう。ちなみにガンスによると、「夜のトイレを防ぐには、寝る一時間前からは水を飲むのをやめるといい」とのこと。

5. 炎症ケアの強い味方!? 「ゴールデンミルク」を飲む習慣づくり

ウェルネスに精通した人いわく、「ゴールデンミルクと呼ばれる、ナッツミルクにターメリックを混ぜた飲み物は炎症のケアを強く助けてくれる」らしい。ターメリックの健康サポート力が出るまでには、ターメリックを数kg分摂取しなくてはならないけれど、それでも糖分どっさりのココアに比べれば、はるかに健康的だとか。もしかしたら、膨れたおなかが楽になるかも。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text:Annie Daly and Emma PritchardTranslation: Emi ItoPhoto: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。