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西洋の食生活には、甘い物やしょっぱい物が多いのは疑う余地のない事実。その結果、私たちは「ある風味」を真剣に取り逃しているらしい。

チャールズ・パスラー博士は、ベラ・ハディッド、アドリアナ・リマ、アンバー・ヴァレッタといったスーパーモデルの食生活指導を担当する栄養士。彼がウェルネスサイト「Mind Body Green」に語ったところによると、消化不良、肌トラブル、ホルモンバランスの乱れ、アレルギーに対処する上で、非常に重要であるのに見逃されやすい 一種の食品群があるという。それは苦いハーブ。これは言葉通りに風味が苦いハーブのことで、薬効成分があることで長きにわたり重宝されてきたそう。

パスラー博士は、まずはホウレン草、マスタードグリーン (からし菜)、ケール、エンダイブ、タンポポの若葉、ブロッコリーラーブなど、葉物のハーブから試してみるように勧めている。でも、農作物を食べる際に甘いドレッシングを使うのは避け、エクストラバージンオリーブオイルや新鮮なガーリックで味を良くすること。レモン、ライム、グレープフルーツ、唐辛子、生姜、ウコン、タイム、ローズマリー、ローリエ、セージといった、これまた苦い食材を加えてみるのもいいそう。

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健康効果を最大化するなら、食事の20パーセントにはこのような食材が含まれているべきだ、とパスラー博士は考えているらしい。

「これらの食材は舌の苦味受容体を活性化する。それが胃の細胞を活性化し、消化に必要な胃酸の生成を正常化する」 と語る。「すると、胆汁と消化酵素の生成も改善する。適度な胆汁の生成は肝臓の解毒、体内の重金属の排泄、ホルモンのバランス、便通に不可欠。食べ物から栄養素を抜き出して、吸収させることにも欠かせない。腸内の悪玉菌の数を減らすのにも役立つ。また、苦い食べ物には体内の炎症を緩和する、抗酸化物質が豊富に含まれている傾向がある」

今すぐ、買い物リストに加えよう。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lauren Williamson  Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。