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新たな研究によって事実が明かされた今、休日の朝寝坊を我慢する必要はもうない。スウェーデンのストックホルム大学が、4万3千人の被験者を対象として、睡眠時間が私たちに与える影響を分析したそう。その内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスよりご紹介。

その結果、平均睡眠時間を増やすことで寿命を延ばせることが判明。しかも、不足した睡眠時間は週末に取り返せばいいみたい。

研究チームリーダーのトルビョルン・エイカーステッドは、誰もが心待ちにしたコメントをBusiness Insiderに載せている。

「週末に長く寝れば、本当に不足が補えるようだ。事実上、週末をダラダラ過ごすことを支持する意見になるわけだけど……。とにかく、週末にまったく睡眠時間を増やさないよりは増やした方がいい」

朝寝坊のメリットを聞くのは初めてではないかもしれない。でも、耳寄りな情報には慎重を期するのが一番。週末をダラダラ過ごせるなんて夢のような話だけど、科学とは曖昧なもの。睡眠を “取り返す” のは不可能であることが実証されているのを忘れてはならない。

でも、ここに一つ確かな情報がある。一晩に推奨される平均睡眠時間を満たせば、精神的そして身体的な健康が驚くほど改善するのだとか。推奨されているのは一晩につき8時間の睡眠だけど、体の機能は人によって異なるので、自分の睡眠パターンに従うのがベスト。

睡眠コーチのニック・リトルホールズが医療情報サイトNetDoctorに語ったところによれば、「非常に短い睡眠時間で平気な人もいれば、まったく違う気候や文化の中で問題なく眠れる人もいる。必要最小限の睡眠時間、必要最低限の睡眠の質というのは、一人一人が自分自身の力で見いださなければならないもの」

当面の間は、友達に週末は寝て過ごすと伝え、アラームをオフにして、後ろめたさを感じずにソファーでゴロゴロする生活を楽しもう。

※当初、この記事は、marie claireから翻訳されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Nikki Black Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Image

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。