月経カップに関する驚きの6つの真実

11 June 2018

月経カップに関する驚きの6つの真実

月経に対処する上で、最も実用的で環境にやさしいベストなアイテムは、月経カップであるという新たな情報が飛び込んできた。

月経カップなんて聞いたことない? 1932年にアメリカで開発された月経カップは、ヒッピーがこっそり使うような怪しい商品だと思われていた。しかし、世界は生理用品改革時代に突入。食べる物から肌に塗るものまで、体に取り入れる (または取り付ける) ものなら何でも選り好みし、健康に注意を払う女性たちが、生理用品にも同じだけ気を使い始めた。ヒッピーたちの選択は正しかったみたい。

 

では、月経カップが環境にやさしく、トキシックショック症候群 (毒素が原因の疾患でタンポン使用者にも起こる) の心配がない上に、着け心地がよく、生理用品業界のクイーンであることが分かっているなら、このシリコン商品の使用をためらう気運が未だにあるのはなぜだろうか?

 

「うわー、血が溜まって気持ち悪い……これを再利用するって……」 と感じるのは、月経カップへの理解と親しみがないからなのでは?

 

月経カップには是非慣れて欲しい。今回は、その理由をまとめてみた。

 

1.環境にやさしい

平均的な女性は、生きている間に1万4000枚もの使い捨てナプキンを使う。これが埋め立て地に捨てられ、最長500年もの月日をかけて分解され、人間の生態系に有害なさまざまな化学物質を浸出する。このようなデータを考慮すれば、普通のタンポンとナプキンが、環境や人体に害を与えずに存続するのは非常に困難であることがすぐに分かるはず。生理が来るたびに、買い物袋1つ分のゴミを捨てることになるからだ。一方の月経カップは最長10年使える。

 

2.お金の節約になる

今言った通り、月経カップは最長10年使える。つまり、この先の10年でタンポンとナプキンに使われるはずの約15万円が節約できるということ。チャリーン!

 

3.着け心地がよくて安全

月経カップは、中身を空にすることなく最長12時間つけっぱなしにできる。一晩中つけていてもOK! これで不快なナプキンとはおさらば。さらに、カップは経血を吸収するのではなく集めるものなので、トキシックショック症候群を患う心配もなくなる。黄色ブドウ球菌の蓄積が引き起こすトキシックショック症候群は、ひょっとすると命取りになる疾患。よくある原因にタンポンの使用が挙げられるのは、この細菌の繁殖に最適な環境を作ってしまうから。


4.選ぶのがラク

4.選ぶのがラク

月経カップにはサイズが2種類しかない。経血量や出産経験の有無をベースに、自分のニーズに合ったものを選べばいいだけ。少ない日用、普通の日用、多い日用、ハネつき、ハネなし、超薄型、厚めという選択肢はなく、すべすべしたシリコンオンリー。

 

でも、ここでひとつ現実に目を向けてみよう。

 

5.一晩ではマスターできない

月経カップの使用には、タンポンの挿入と同じく練習がいる。残念だけど、初めての日にお気に入りの白いジーンズを履くのはやめたほうがよさそう。カップをたたんで挿入し、体をくねらせてポコッと吸着を外し、定位置にセットする必要がある。カップを空にする頻度も把握したいので、少なくとも3ヵ月はかけてマスターしていこう。最初のうちは上手くいかないこともあるし、24時間365日使うわけでもないけど、節約していることに変わりはない (処理するゴミも大量に減る) から頑張ってみて!

 

6.血は免れない

自分の血を見ることになるのは避けられないけど、それはタンポンやナプキンを変えるときと同じ。会社や学校、公衆トイレでカップを空にするのが心配? タンポンと同じようにすれば平気。手を洗う、外す、空にする、清潔なトイレットペーパーで拭く、再び挿入という非常に簡単なステップ。

  

どのブランドを買えばいいのか分からない? オーストラリアでは、自主的に医療検査を受けて、医薬品行政局のリストに載ったブランドは、Lunette、Diva、Mooncup、Jujuの4つしかない。医療検査を受けて医薬品行政局のリストに載るということは、そのカップが100パーセント低刺激の医療用シリコンで作られており、すべき仕事をちゃんとするのが確認済みだということ。

 

妙な添加物や充填材が入っていたり、着色料がにじみ出たり、ステム (つまみ) がパチンと切れたり、縁が欠けたりすることがない。

 

ここまで読めば、それほど怖くはないでしょ? やっぱり自分に向いているとは思えないなら、それでいい。生理をポジティブに捉え、心地良く感じるものを使うことが大切。でも、長持ちして安全で、環境にもやさしい商品を選ぶ意識的な努力はしよう。あなたの体が (そして環境も) きっと喜ぶはず。

 

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Carol Morris Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images

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