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オーストラリアの30%が不眠に苦しんでいる。つまり、ぐっすり眠りたいと心の中で叫びながらオーストラリアを歩き回る人口数は、737万6,146人にも上る。

でも、専門家に言わせれば、誰でも確実に睡眠時間を最大化できる方法があるという。それは、夜の習慣をマスターすること。

「目が覚めている時間をどう過ごすかによって、睡眠の質が変わってくる」 と説明するのは、カーメル・ハリントン博士。「そして睡眠の質が、目が覚めている時間に影響する」

これを念頭に置いて注意すべきは、就寝前に最もよくある3大過失。

1.テクノロジー漬け

カーメルによると 「電子機器の使用を寝る直前までやめないのが、最も大きな間違いの一つ」。これは、電子端末のブルーライトが睡眠ホルモンであるメラトニンの量を減らし、まだ眠らないよう脳を刺激してしまうから。決して理想的とは言えない。

2.タイミングが悪い

夜食に目がないなら、冷蔵庫から離れること。深夜のスナックによって、腰回りが太くなるだけでなく、血糖値が急上昇。「ちょっとしたスナックならともかく、消灯まで3時間を切ってからガッツリ食べるのはやめて」 とカーメル。この時間帯に汗をかくのも絶対NG。「夜7時以降は運動をしないこと。体が目覚め、寝付くのが困難になる」

3.寝酒

一杯のワインが眠気を引き起こすのは確か。でも、そのアルコールを体が代謝しはじめると、交感神経が活発化してレム睡眠を阻害する。「お酒は睡眠を横取りするので、できるだけぐっすり眠りたければ控えるべき」

これらの悪習慣を経ったのに、まだなかなか眠れない?

カーメルいわく、規則的な就寝時間と、涼しくて暗い静かな睡眠環境を確立することが大切。でも、これ以上この睡眠問題には耐えられないという段階に来たら、ちょっとした投資を考えてみよう。

「フィットビット アイオニックのようなフィットネストラッカーは、眠りを軌道に乗せてくれるアイテム。睡眠ステージを記録して、浅い眠り、深い眠り、レム睡眠に使われた時間、そして起きていた時間を算出する。スリープ・インサイト機能を使えば、実行可能なアドバイスももらえる」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images