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乾燥肌を持つと見た目だけじゃなくて気分も落ち着かない。でも、米国ミネアポリスの皮膚科専門医ジェイミー・デイヴィス医学博士によれば、油断ならないのは美しく輝く肌を約束するスキンケア商品には水分を逃がす成分が入っているかもしれないということ。肌の渇きを感じたら、この5つの成分を避けるのが博士からのアドバイス。

1.レチノイド

ニキビ、しわ、乾癬などの皮膚疾患の治療に効果があるとして一般的に支持率の高いこの成分だけれど、デイヴィス博士は乾燥肌には刺激が強すぎると言う。炎症がこの成分の副作用であるため、すでに乾燥している肌に使えば大惨事になりかねない。

2.過酸化ベンゾイル

デイヴィス博士が炎症を引き起こす “もう一人の立役者” と呼ぶのがこの成分。ニキビには過酸化ベンゾイルという皮膚科医が多い中で、肌がこの成分に非常にネガティブな反応を起こすことも。皮膚剥離、痒み、炎症や赤みなどが考えられる。

3.アルコール

デイヴィス博士によると、ほとんどのスキンケア商品にはアルコールが何らかの形で含まれている (成分の肌への浸透を助けるため)。でもジェルやローションにはアルコールがより高い濃度で含まれているそう。肌を酔いからさますには、アルコールが成分表の下の方にある硬めのクリームを使うのが博士のおすすめ。

4.サリチル酸

正しく使いさえすれば乾燥肌にも効果があるというそのピーリング作用で、サリチル酸は肌を柔らかくしてくれる “かも” しれない。一方で、薬局で買ったものを乾燥度合いがひどい肌に使うのは危険。この成分をスキンケアに加えたいなら、あなたの肌に安全な濃度を皮膚科専門医に聞いてからにしよう。

5.香料と保存料

デイヴィス博士によれば、肌アレルギーの主な原因はこの二つ。香料と保存料の刺激を受けると、肌が乾燥し、うろこのようにパサパサになる可能性がある。甘い香りのそのクリームの代わりに、アヴェンヌのトレランス・エクストレーム・クリームのような香料・保存料なしのスキンケア商品を使ってみよう。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Kristina Bornholtz  Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images