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フィットネススターとしてウィメンズヘルスでもおなじみのモデル、MIKAが初めて挑んだフルマラソンの結果はいかに!? 3か月間のトレーニングを経て、11月19日(日)神戸マラソン本番を迎えた彼女の心境を赤裸々に告白。まだフルマラソンを走ったことのない人もMIKAの表情を見れば、気持ちが変わるかも。

神戸マラソン4日前、アシックスのラン&トレーニングイベントで参加者を前に少し不安そうに話すMIKA。「もう今週か……と思うと走れるかちょっと心配。けれど、皆さんの言葉に励まされています。本番も応援してください!」 と、イベントに集まった方の声援を胸に初マラソンに挑む。

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晴れといえど11月の北風は冷たく、じっとしていると緊張を煽るような、寒さの厳しい大会当日の朝。「みんな薄着でびっくり!」 と周囲のランナーの様子に驚きながらストレッチに励むMIKAの表情は真剣そのもの。今回伴走をしてくれる「アシックス」池田コーチたちと一緒にウォーミングアップを終え、いざスタートラインへ。

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フレンドシップランナーとして紹介を受けるMIKAは緊張気味。その場に集まった全員がつけた黄色い手袋は、阪神・淡路大震災からの復興を象徴したひまわりを表現。神戸マラソンは自分のためだけでなく、人々のために走るマラソンを目指しているそう。

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コースは、神戸市役所を出発して、チャイナタウン南京町を通る。食べ歩きスポットとして有名だから走った後の楽しみにするのもおすすめ。その後は、須磨海浜水族園や須磨浦公園のある海沿いの道を進み、明石海峡まで来たらそろそろ折り返し。海を間近に眺めて走り続けると、真っ赤な神戸大橋が目の前に。「神戸といえばこれ!」 というポートタワーを横目に、神戸大橋の真ん中を走れるなんとも贅沢なコース。

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スタートからおよそ7km地点の須磨海浜公園では、全身ピンク色に身を包んだ応援団が「ガンバレー!」 とランナーにハイタッチ。息が上がりながらも笑顔で「ありがとう」と走っていく様子に、応援もヒートアップ。

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約18km地点の舞子は、明石海峡が見える絶景ポイント。折り返しが近づくとMIKAも少し辛さを感じる頃。
「15kmまでは夢のようにあっという間でした。25kmくらいになると、あれ? まだそんなもんかって。早いのか遅いのかよく分からない気持ちで走ってました(笑)」

「30kmを超えると、正直、辛くて言葉が出てこない場面も。でも持ちこたえてよかった。一緒に走ってくれた池田コーチがいてくれて、本当に心強かったです」

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フィニッシュラインを超えた彼女は、満面の笑顔。スタート前より元気かも、と思わせるほどハッピーオーラが溢れていた。

「走れると信じて練習してきたけど、やっぱり不安はありました。一週間前は、完走できないんじゃないかと思うことも。でも、今まで積み重ねてきた運動は決して無駄じゃなかった。今こうしてゴールしてわかったのは、フルマラソンはすっごく楽しい! ってこと」

「沿道で名前を呼んで応援してくれる人も、一緒に写真を撮ってくれる人も、SNSでもらったコメントも、すべてが励みになりました。それがなかったら、今ゴールしてる自分はなかったと思います」

一緒に走ったアシックスランニングクラブの池田コーチも、MIKAの姿を見て感化されたそう。
「彼女の普段からのトレーニングが生かされていましたね。いつもストイックに自分を追い込むから、後半のきつくなってきたときも、一切弱音を吐かず前向きでいる姿に感動しました」

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タイムは4時間59分! おめでとう。
最後にMIKAからメッセージ。
「辛くて大変なことに直面しても、努力は絶対あなたを裏切らない。諦めないで!」

次に挑戦するのはあなた。



Photo:Tomoko Meguro Text:Sawako Motegi

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Sawako Motegi
コントリビューティング・エディター

スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。  2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。