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「朝は王様のように、昼は王子のように、夜は貧者のように食べよ」という言い伝えは、ダイエットにも効果的という結果が。

流行りのダイエットのことは、忘れて!

減量のコツは、少なくとも、体重増加を止めること。ニュートリション・ジャーナルで発表された新しい研究によると、それは食事の量や、いつ食事をするかに深く関わっているそう。

研究者達は、7年に渡る5万人の成人の食習慣の追跡データ分析から、少量の体重増加、もしくは体重減量には、いくつかの食習慣が関係することを発見したそう。    

1日に3回食事をした人々と比較して、毎日1、2回の食事をした人々は、毎年BMI (肥満指数)が減少傾向を示したとか。

研究を続けた結果、実際には、1日3回食事をしたグループのBMIは増加。1日に食事やスナックをとる回数が多い人ほど、より多くのBMIの増加傾向があったそう。

夕食と朝食の時間を少なくとも18時間空ける断食は、12時間から17時間の断食に比べて、より低いBMIを示し、朝食がとても重要であることを示した。食事を抜いた人が太る傾向がある中で、朝食をとる習慣がある人々は、BMIの減少を示した。

食事でどれくらいの量を食べたかも重要なファクター。一日で一番ボリュームのある食事を夕食でとった人々と比較して、朝食に一番ボリュームある食事をした人々は、明らかなBMIの減少を示したそう。昼食を1日のメインにした人々も、夕食をメインにする人々よりもスリムだった。

食事時間と食事の量がどう体重に影響を及ぼすのかということについては、多くの潜在的要因があるけれど、ひとつをあげるとしたら? 多めの朝食を摂ることは、短期的に空腹を抑えるだけではなく、空腹のホルモン・グレリンの急増を抑制する。それが摂食欲求を減らし、後に食べ過ぎとなることを防ぐので、朝食を充実させることは重要みたい。

ただ、ある人々にとっては、決められた食事時間が終わっている時は、設定した時間内で食事をする習慣が空腹感から引き離してくれる。断続的な断食のようなテクニックで刺激を与えたいのであれば、食事の中で、タンパク質の摂取量を急増させてみるといい、と肥満スペシャリストのスペンサー・ナドルスキーはアドバイスをくれた。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Christa Sgobba Translation: Kanako Iwaki Photo:Getty Images