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大急ぎで会社に向かう途中で空腹感に襲われると、カフェのカウンターに乗っているあのマフィンが、それなりにヘルシーな朝食オプションに思えるかもしれない。ブルーベリー入っているから、抗酸化物質が入ってるってことでしょ?

そのわずかばかりの栄養素と一緒に、1日に必要な糖質も一気に摂れてしまうことをイギリスの研究チームが発見したそう。

砂糖による健康被害への関心を高める団体「Action on Sugar」と糖尿病サポート団体「Obesity Health Alliance」が合同で行った分析の結果、イギリスで最も人気のあるいくつかのショップで売られているマフィンには、1日の限度である小さじ7杯を上回る、小さじ8杯分 (最大) の砂糖が含まれていることが分かったみたい。

研究チームは、電車の駅に設置されている食品販売店とスーパーマーケットで売られている28種類のマフィンを調べ、61パーセントのマフィンから小さじ6杯以上の砂糖を検出。電車の駅で販売されるマフィンは、スーパーマーケットのマフィンよりも砂糖を19パーセント多く含み、サイズが32パーセント大きいことも発覚したらしい。

これはイギリス国内のデータだけれど、オーストラリアの似たような商品にも同じ問題がある可能性は高いみたい。オーストラリアの直近の健康調査では、2011~2012年で私たちが1日平均60グラム、なんと小さじ14杯分にもなる砂糖を摂取していたことが判明したそう。オーストラリアのスーパーマーケット「Woolworths」のブルーベリーマフィンには24.6グラム (小さじ約5杯分)、マフィンカフェ「Muffin Break」のブルーベリーマフィンには33グラム、「McCafe」のブルーベリーマフィンには35グラムの砂糖が含まれている。

「Obesity Health Alliance」リーダーのキャロライン・サーニーはレポートの中で、「ブルーベリーマフィンは、他のケーキやチョコレートバーに比べると、持ち運びに適したそれなりにヘルシーなスナックだと思うかもしれない。でも、これらの数字はその逆を示している」 と述べた。

日本でも、朝ごはんやオヤツについ手に取りがちなマフィン、カロリーにはご注意を!

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lauren Williamson Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。