人に聞けない、生理の出血量。私の量は多いの? 少ないの?

28 February 2018

人に聞けない、生理の出血量。私の量は多いの? 少ないの?

気づけばあの日から、つき合い続けている生理。考えてみれば、生理の経血量なんて気にしたことなんてなかった……。けれど、生理用ナプキンの設計やあの1パックにはきちんと意味があった! 友達や家族にも聞きづらい、月経過多や女性特有のトラブルまで、生理の「いろは」をドクターが指南。

最近、生理の出血量が多いかも、と悩んでいる人が増えているという。ナプキンメーカーからは、生理の出血が多い人向けの吸収力が高いものも発売。

「生理の出血が多いことを過多月経と呼びます。みなさん、ほかの人と比べられないので、自分の量が多いのか少ないのかわからない人が多いようです」と言うのは、成城松村クリニックの松村圭子先生。

「私のクリニックでも量に関する質問はとても多いですね。経血の量は個人差がありますが、1回の生理で20~140mlぐらいが正常とされています。目安としては、日中仕事をしながら、昼用ナプキンが1時間もたないという場合、また夜用ナプキンが2時間で漏れてしまうという場合は、過多月経とみていいでしょう」


ナプキンの1パック量にも理由があった!? 生理は身体の調子を知らせる「シグナル」

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「約30個入りの昼用ナプキンの1パックは、生理1サイクル分の量です。これを大きく上回って使ってしまう場合も過多月経の可能性があります。ナプキンの使用頻度で、量を測ってみるといいですね」

ナプキンの使用量や頻度以外では、レバーの塊のような血がボコボコと出る場合も、経血の量が多すぎると考えたほうがいいと松村先生。

「通常、生理の出血は固まらないので、塊で出る場合は経血量が多く、子宮筋腫などの疾患が隠れている場合も。生理が落ち着いたら、一度婦人科を受診することをおすすめします。ほかに、子宮腺筋症や子宮内膜増殖症なども疑われます。

できれば、生理の“マイパターン”を把握しておくといいですね。毎月、いつぐらいに来て、何日ぐらいで終わってという『時期』と『期間』、『周期』、さらに、どれぐらいのナプキン量を使うのかなど、自分の“パターン”を知っておく。

あれ、いつもと違うという場合は、婦人科の受診どきです。生理の量は個人差も大きいので、自分の中で違いをキャッチすることが大事なのです」(松村先生)

 

実は私たちの身体のさまざまなシグナルを教えてくれる生理。きちんと知ることで、もっと快適な生理ライフへ。未来の身体を守るためにも、次の生理から、気にしてみて。

Photo:Getty Images Text:Manabi Ito

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