フィットな街、カリフォルニア州サンフランシスコ。1歩街へ繰り出せば、フィットネスウエアに身を包んだFit Girlsがそこかしこに。運動をして、食べる物にも気をつかうヘルスコンシャスな女子たちの食生活に欠かせないのが、植物由来のアーモンドミルク。アメリカに比べ、日本ではまだまだ知られていないアーモンドミルクの人気の秘密を探ってみた。
デイリーの食事に欠かせないミルク。日本では牛乳や豆乳が主流だけど、ライスミルクやピーミルク、アーモンドミルクなど一口に「ミルク」と言ってもその種類はたくさん。特に近年、意識が高い女性の間では植物由来のミルクを選ぶ人が急増中。健康志向ならば、何を取り入れるかきちんと吟味したいところ。
Fit Girlsの毎日に浸透しているアーモンドミルク
サンフランシスコのスーパーで見つけたFit Girlsがチョイスしていたのは、「アーモンド・ブリーズ」のアーモンドミルク。ヴィーガンの彼女は、「いつもの料理にも使いやすいし、植物由来のプロテインと混ぜていつも飲んでるの」と教えてくれた。
アーモンドミルクが選ばれる理由は、
【ビタミンEたっぷり】
体内の脂質の酸化を防ぐ抗酸化作用のあるビタミンEを多く含む。
【低カロリー】
砂糖不使用を選べば、アーモンドミルクのカロリーは牛乳の約1/5。
【さらっと飲みやすい】
牛乳や豆乳を飲んだ時に感じる、のどのひっかかりが少なく、朝食や運動後にも飲みやすいさらっとした飲み心地が◎
カリフォルニアはアーモンドの宝庫!
アーモンドミルクの原料であり、ヘルシースナックとしても愛されるアーモンド。カリフォルニアが世界最大の生産地(世界のアーモンドの80%以上を生産!)だって知ってた? サンフランシスコの中心部から車で約1時間半。サライダは、見渡す限りアーモンドの木々が連なる農園地帯。
2月中旬~3月にかけて咲くアーモンドの花は桜のよう。開花時期には蜂の巣箱を置き、受粉のため一斉にミツバチが放たれるそう。
私たちが食べるアーモンドは、梅干しでいう種の部分に当たる部分(内側から、アーモンド→殻→果皮)。9月の収穫期には、「シェイカー」と呼ばれる機械で木を1本ずつ3~5秒間揺らし、果皮ごと地面に落として回収する。
「アーモンド・ブリーズ」で知られるアーモンドカンパニー「ブルーダイアモンド」は、カリフォルニア州でアーモンドを栽培する6000の生産者の約半数と契約。農薬を使わないナチュラルかつハイクオリティーなアーモンドを作っているから、安心して食生活に取り入れられるというわけ。
「アーモンド・ブリーズ」でヘルシーな毎日
サンフランシスコ市内のオーガニックスーパーには、「アーモンド・ブリーズ」がずらり。砂糖不使用やハニーフレーバーなど、種類が豊富でスムージー作りや料理のレシピも充実しそう。フィットな女子がアーモンドミルクを選ぶのも納得!
次回はサンフランシスコで見かけたアーモンドミルクの活用術をご紹介。
>>アーモンド・ブリーズのレシピも必見!
Photo: Tomoko Meguro
スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。 2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。