上下ブランドをそろえた可愛いウエアに、爽やかなグリーンのヨガマットを背負って撮影場所に登場した渡部美紗さん。話すとすぐに癒されるような、柔らかい雰囲気を持つ彼女がはまったフィットネス。そのストーリーは、きっとあなたにも響くはず!
大人になって、夢中になれること
渡部さんが運動を始めたのは2ヶ月前。友人と一緒に、北海道のニセコへスノーボード旅行をしたのが、ことの発端。「楽しくて、もっと上手くなりたいから、体幹を鍛えることに決めました」と、スノーボードを上達するために運動をスタート。
右も左も分からない中で、フィットネス好きな友人が連れ出してくれるイベントに参加するようになり、どんどんはまっていった様子。たった2ヶ月間にもかかわらず、これまでビーチヨガやトレイルランニング、ボルダリングやポールダンスも体験したんだそう。
誰かが教えてくれたこと、勧めてくれたことをすぐに実践してみるところが渡部さんの強み! トレーニング内容や摂取するプロテインなど、アドバイスをもらったことに、夢中になって取り組む子どものような柔軟性が、柔和な雰囲気や表情にも表れているよう。
フィットネスは心をも変える
「フィットネスを始めて最初に変わったのは、心です」
仕事柄、丸一日PCとにらめっこの毎日。「以前はいつもネガティブで、自分のことも嫌いで、人のことも嫌いでした(笑)」。PCと向き合う日々は現在も変わらないけれど、運動を始めてから一番最初に気がついた変化は、心の中が明るくなったこと。「常にハッピーで楽しくて、辛いことがあっても汗と一緒に流れていく感覚がたまらなく気持ちいいんです」
こんなにもポジティブになれたのは、フィットネスを通じて出会った友人の影響も大きかったとか。「運動をしている女性って、なぜだかみんないつも笑顔で。物事を悪い方向に考えたり、言ったりする人は、ゼロですね」と、新たなコミュニティに身を置いて、輝き始めた彼女のこれからが楽しみ。
愛用ウエアを教えて!
「いろんなスポーツをするし、ブランド主催のイベントにたくさん参加するので、サポート力に応じて、各ブランドのものをついつい揃えてしまいます」
「今夏はSUPやビーチヨガに挑戦したので、ロキシーの水陸両用タイプは重宝しました」
おすすめのランニングコースは?
・二子玉川の等々力渓谷は自然も豊かで、涼しくておすすめ!
・国会議事堂や虎ノ門あたりのビジネス街は、土日の早朝だと誰もいなくて走りやすい! 10キロくらい走ると、主要な東京観光もできちゃう⁉
これから挑戦したいこと
「英語をしゃべれるようになって、海外の方と一緒にトレーニングを楽しみたいです」
いろんなフィットネスイベントに行くようになって、海外の方とワークアウトやヨガをする機会が増えた渡部さん。もともと英語を勉強したいという意欲はあったけれど、これまできっかけを掴むことができず。「今は、海外のトレーナーさんが、英語で行うヨガイベントなどに行って、勉強とトレーニングの一石二鳥スタイルが気に入っています」。
「もっと英語ができるようになったら、旅先でのランニングやヨガセッションに参加してみたい。そして、トレーニング仲間を世界中に増やしたい」、という渡部さんは、どこからどう見ても明るくポジティブなFit Girlsのひとり。そんな彼女の輝く姿は、きっと周りをも変えていくパワーを秘めているに違いない。
Photo:Tomoko Meguro text:Sawako Motegi
スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。 2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。